【くせ毛メンズ必見】女性のためのもの?? その考えはもう古い、今更聞けないメンズ縮毛矯正のこと
2024/02/19こんにちは!
今、髪質改善ブームが起きている中でともに注目されている縮毛矯正。以前は縮毛矯正=女性のための施術 のイメージが強かったですが、現在では韓国ヘア(サラサラなヘアスタイル)が人気ということもありメンズの方も縮毛矯正をしています。
くせ毛のせいで髪の毛がパサついて見えてしまう、色んなスタイリングをしてみたいのに思うようにセットできない、ボリュームがありすぎて頭が大きく見えてしまうなどくせ毛で悩まれている男性の方も多いと思いますし僕もその中の1人でした。
ですが、縮毛矯正をしてからというもののそれらのことで悩むことはさっぱりと無くなりました。
そこで今回はメンズの縮毛矯正の良さ(メリットやデメリットなど)についてくせ毛に悩んでいた美容師の僕が解説していこうと思います。
そもそも縮毛矯正とは
縮毛矯正とは一言でいうと髪の毛のくせを伸ばす施術です。
大きく分けると
1.髪の毛を還元(結合を切り離す)する。
2.アイロンで髪の毛を真っ直ぐ(くせを伸ばす)にする。
3.真っ直ぐな状態を固定(酸化)する。
の3つの工程があり、約2時間半〜3時間くらいの施術になります。
縮毛矯正をすることでくせが伸びるのは勿論のこと、髪表面の凹凸がなくなりサラサラでツヤツヤな髪の毛に生まれ変わることができます。
メンズ縮毛矯正のメリット
メンズ縮毛矯正の最大のメリットはサラサラのストレートヘアになれることです。
毎朝くせによる広がりに悩んだり、くせ毛のせいで思うようにスタイリングができないということがなくなります。また髪の毛本来のツヤ感が出るので見た目が綺麗になります。
僕自身も強いくせ毛なのでストレートアイロンで髪の毛を真っ直ぐに伸ばしベースを作ってからヘアセットをしていたのでスタイリングに30分以上かけていたのですが、縮毛矯正をしてからは大幅に短縮されて半分以下の時間で終わるようになりました。
メンズ縮毛矯正のデメリット
メンズ縮毛矯正のデメリットは2つあります。
1つ目は2〜3ヶ月に1回縮毛矯正をしなければいけないことです。
2つ目はボリュームが出しづらくなることです。
まず1つ目について。女性に比べて男性は髪の毛の長さが短い分、髪の毛が生えてくるとくせ毛と縮毛矯正毛との差が目立ちやすく気になりやすいのでスパンが早い傾向にあります。縮毛矯正は決して安価な施術ではないので金銭面の問題もあります。
2つ目についてはボリュームが出しづらくなることです。髪の毛の広がりやボリュームで悩まれている方にとってはメリットですが、アップバングやセンターパートなど髪を立ち上げるようなスタイリングをされる方にとってはデメリットになります。縮毛矯正の薬剤は最低でも根本から1センチ空けて塗布するのでぺったんこになることはないのですが、立ち上がりづらくはなってしまいます。もしそうなるのが嫌な方は1センチよりも間隔を空けて薬剤を塗布してもらうようにすると良いです。その場合、根本のくせが若干残ることになってしまうので注意する必要があります。
従来の縮毛矯正とは一味違う、弱酸性縮毛矯正
ここまでは従来の縮毛矯正についてお話しましたが、エノアが施術する縮毛矯正は一味違います。
違う点は2つあります。
1つ目はお客様一人一人に合わせた完全オーダーメイドの薬剤を使用すること。
2つ目はダメージを最小限に抑えることができることです。
お客様ごとにくせ毛の種類や強さ、髪の毛の施術履歴が異なるので薬剤を変えるのは当然だと思う方がほとんどだと思います。ですが、従来の縮毛矯正(アルカリ矯正)は弱、中、強などいくつか用意された薬剤にお客様のくせ毛の強さを当てはめることで薬剤を選定しているので、伸びすぎたり、ストレートにはなったけど髪の毛が傷んでしまったということになってしまうこともあります。
ですが、弱酸性縮毛矯正はお客様の髪質や履歴に合わせ薬剤の配合を0.1%単位で変えて施術しています。
つまり、その方だけのオリジナルの薬剤ということです。
そうすることで余計な負担をかけることなく施術を行うことができるので傷みにくいのに加え、弱酸性の薬剤はアルカリ性の薬剤と比べると約4分の1のダメージに抑えることができるのです。
そのため薬剤についての知識や施術経験が必要とされるため、できる美容師さんは限られていますが、エノアは2008年創業から毎日縮毛矯正を行っているのでその点のご心配は無用です!
ここからは一部ではありますが、実際に僕が施術したお写真をご覧くださいませ。
before after 集
『パーマ落としのお客様』
この方はパーマを落としたいとのことでご来店いただきました。
毛先のパーマ感は残しつつしっかりとパーマ毛を伸ばすことができました。パーマ毛やブリーチ毛などのダメージ毛に縮毛矯正をするのはかなりリスクがあるので、髪の毛の状態や履歴などしっかりとカウンセリングした上で施術していきます。
『くせ毛によってパサパサに見える髪の毛』
くせによって毛先の方がパサパサとした感じでしたが、縮毛矯正をすることで髪の毛にツヤが出て綺麗なストレートヘアになりました。ボリュームも収まり、まとまりが良くなったことで頭もひと回り小さくなりました。
『縮毛矯正をかけてピンピンに伸びすぎてしまったお客様』
この方は再来店で3ヶ月ぶりの縮毛矯正をしました。
毛先は以前、別のお店で縮毛矯正をしてピンピンになってしまっているのですがリタッチを弱酸性の薬剤を使い柔らかくかけることで徐々にナチュラルで綺麗な髪の毛に生まれ変わっています。
『前回の縮毛矯正でくせが残ってしまったお客様』
前回の縮毛矯正で伸びきってない癖があるお客様。
3ヶ月ぶりの縮毛矯正だったので、根元は癖の強さに合わせて薬剤を調整し伸びきっていない癖は前回の縮毛矯正のダメージの蓄積があるのでそれを考慮して薬剤を使い分けて施術しました。
ボリュームが収まることでシルエットが綺麗になりました。
『縮毛矯正とブリーチ履歴のあるダメージ毛のお客様』
縮毛矯正、ブリーチ2回の履歴があるかなりのダメージ毛のお客様。
少しでも薬剤の配合をミスるとびびり毛になってしまうので、慎重に薬剤選定、塗り分けしダメージを最小限に抑えられるように施術をしていきました。
これらは全て 弱酸性縮毛矯正 17600円 のメニューで施術しました。
お客様の声
ブリーチ毛でも髪の毛の体力に合わせて薬剤を調整することで、最低限のダメージに抑えての縮毛矯正ができました。今後もブリーチと縮毛矯正の両立頑張っていきましょう!
初めての縮毛矯正任せていただきありがとうございました!
今後も3ヶ月周期で縮毛矯正できると綺麗な状態を保てるので、一緒に美髪を作っていきましょう!
この度はご来店ありがとうございました!
これからもお客様の髪の毛を綺麗にするためのサポート、リラックスしていただける空間づくりをさせていただきます。次のご来店も楽しみにしております!
Q&A
Q.どれくらいの周期で縮毛矯正すればいいの?
A. 2、3ヶ月に1回のペースが綺麗な状態をキープできる適切な周期です。癖の強さや季節によって多少前後することはあると思いますが、基本はこの周期で問題ないです。
Q.縮毛矯正とカットはどちらが先の方がいいの?
A. 縮毛矯正が先の方が良いです。カットを先にしてしまうと縮毛矯正した後にばらつきが出てしまうためです。おすすめとしては縮毛矯正→1ヶ月半後にカット→更に1ヶ月半後に縮毛矯正+カットの流れでやることです。3ヶ月周期で縮毛矯正ができ、その間にカットを挟めるのでメンテナンスにもなりますし美容師側もお客様の髪の毛の状態を1ヶ月半のペースで確認できるので変化にも気づきやすく新しいお悩みにもすぐに対応できるからです。
Q.メンズが縮毛矯正をするとダサくならないか心配
メンズが縮毛矯正をしておしゃれな。ダサく無い髪型になる為には
・弱酸性縮毛矯正の様に自然な仕上がりの縮毛矯正をする
・部分縮毛矯正を上手に活用(ヘアスタイルによっては全体縮毛矯正がおすすめの場合もあり)
・ヘアスタイルによってはスタイリングでよりオシャレに見せる
のが大切なポイントになってきます。技術の進化により、カッパみたいにダサくならない縮毛矯正も可能です。是非不安な方はお気軽にエノアスタイリストまでご相談ください。
Q.メンズ縮毛矯正でセンターパートの髪は出来る?
柔らかく。自然に仕上がる弱酸性縮毛矯正なら一般的な縮毛矯正に比べてスタイリングの時にふんわり感や自然な毛流れが出しやすくなりますので、センターパートのヘアスタイルも可能です。
ただ縮毛矯正をしていることに変わりはないので、一般的な縮毛矯正よりはやりやすいですが、多少かきあげたふんわり感が地毛の時よりも出しにくくサラッとしてしまうので、スタイリングにコツが必要になってきます。担当してくれた美容師さんにスタイリング方法はしっかり伝授してもらいましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか、今やメンズも縮毛矯正をする時代。
女性の方を専門にされている美容師さんが多く、男性の縮毛矯正を専門にやられている方は少ないです。
同じ縮毛矯正でも女性と男性とでは髪型も違えば髪質も異なり、それによって薬剤の配合やアイロンの通し方も変わってきます。
なのでこの記事を読んで縮毛矯正をしてみようと思ったメンズの皆様、専門的にやられている美容室、美容師さんのところに行く、もしくはエノアに一度ご来店くださいませ!そのお悩み解決いたします。