【艶髪をキープ】縮毛矯正をするベストな頻度とタイミング
2023/03/01こんにちは。髪質改善と縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)です。
縮毛矯正をした綺麗な艶髪を保つためには「縮毛矯正の頻度」が大きなポイントの1つになってきます。そこで今回は綺麗な髪を保てるように
・縮毛矯正はどれくらい持つか?
・縮毛矯正の頻度とタイミング
・縮毛矯正をやめたいときのやり方?
・縮毛矯正の持ちを良くするポイント
などについてご紹介していきますので、参考にしていただけたら嬉しいです!
(お時間のない方は目次の気になる項目をクリックすると、読みたいところだけ読むことが出来ますよ。)
目次
縮毛矯正すると何ヶ月?どれくらい持つの?
縮毛矯正は1度しっかりかけてしまえば基本的に落ちる事はありません。縮毛矯正をかけた部分は半永久的にストレートのままになります!
ただ縮毛矯正をする時に髪は痛みますし、日頃のダメージも徐々に蓄積されていくので縮毛矯正をした直前の綺麗な髪を維持するためには、ちゃんと髪に合ったヘアケアやダメージレスな縮毛矯正・ヘアカラーなどを行わないといけません。
2回目以降は根元だけ縮毛矯正!毛先は必要なし!
先ほどお話ししたように縮毛矯正をかけた部分は半永久的にストレートの状態ですから、2回目以降は毛先に縮毛矯正をかける必要はありません。根元の新しく伸びてきた地毛部分だけ縮毛矯正すればOKです。
たまに毛先にうねりが出てきてしまったという方もいらっしゃいますが、そういう場合はほとんどダメージが原因です。なので、うねりが出てきたからと言って毎回じゃなかったとしても毛先に縮毛矯正をかけるのは危険、、。縮毛矯正でさらにダメージしてしまいこのように↓
毛先がチリチリになり。最悪千切れてしまいます。
なのでもし毛先のうねりが気になってきてしまった場合、エノアでは
「根元:弱酸性縮毛矯正」+「毛先:弱酸性酸熱トリートメント」のメニューをおすすめさせていただいています。
(↓実際の仕上がりはこちら)
↓メニューについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
※縮毛矯正をかけて数日しか経ってないのに、かけた部分にうねりが見られる場合は上手く縮毛矯正がかかっていない場合もあります。その際はすぐ美容師さんに連絡して、髪の状態を見てもらい必要があればお直しをしてもらいましょう!
縮毛矯正の頻度とタイミング
では今回のメイン内容「縮毛矯正の頻度」についてお話ししていきますね!
今回1つの目安として頻度についてご紹介していきますが、一人一人クセの強さも髪の長さも違いますから最終的には担当美容師さんと話し合って自分にとってベストな頻度で計画的に縮毛矯正をかけていくようにしてくださいね!
梅雨直前のタイミングをベースに計画を立てよう!
くせ毛さんにとって一番クセがどうしようにもなく気になる季節。
「梅雨」!!
梅雨時期は湿気で髪がどうしようもなくなってしまって本当嫌になっちゃいますよね。縮毛矯正をかける必要がほとんどないような、ゆるーいくせ毛の方でもこの時期は顔まわりの産毛などがうねってしまい、気になってしまう方も多いです。
なので縮毛矯正をかけるタイミングはまず「梅雨時期に合わせた計画を立てる」のがおすすめ!また6月初めの梅雨が始まってから縮毛矯正をすると、くせ毛の扱いに困る期間が出てしまいますので、梅雨が本格化する直前「5月中」にまずは1回縮毛矯正しておくのがベスト!
例えば
「3ヶ月周期」→5月、8月、11月、2月
「4ヶ月周期」→5月、9月、1月
「6ヶ月周期」→5月、11月
「1年周期」→5月
くらいのタイミングなどいかがでしょうか?
また、12月や2月、3月あたりはイベント毎も多い時期ですので、ご自分の予定に合わせて時期が前後しても大丈夫ですよ!
【髪の長さ別】平均的な縮毛矯正の頻度
【男性・ショートヘア】
男性やショートヘアのように髪の短い方は、根元のクセが伸びてくるとヘアスタイルにすぐ影響が出てしまい気になってきますので
「3ヶ月に1回」
の頻度で縮毛矯正をすることが多いです。また、縮毛矯正をかける時、短い髪は特に自然に縮毛矯正をかけないと不自然な仕上がりでスタイリングもしにくくなってしまいますので自然な仕上がりになる縮毛矯正をかける事を大切にしてくださいね!
【ボブヘア】
ボブヘアもクセが強い方だと根元がクセのうねりで浮いてきて、すぐに気になってしまいます。なので平均的に
「3〜4ヶ月に1回」
の頻度で縮毛矯正をかけていきます!
また、クセが弱い場合最近はこのように↓
ルーズなヘアスタイルも流行っていますので、縮毛矯正をかけなくてもカットとスタイリングでおしゃれなヘアスタイルにできる場合もあります。なのでもし、くせ毛のうねりがそこまで気にならない場合は、まず縮毛矯正をかけるかどうかから美容師さんに相談してみるのも良いですね!
【ミディアム・ロング】
「ミディアム〜ロング」の髪の長さがあれば髪の重さである程度クセを伸ばしてくれます。なので
クセがそこまで強くない方→「半年に1回」
クセが強い方→「早くても4ヶ月に1回」
くらいの頻度で平均的に縮毛矯正をかけていきます。「ミディアム〜ロング」の髪の長さを今後もキープしたい場合、縮毛矯正をかけた部分がそのうち毛先に来ることも考えて「髪が出来るだけダメージしない」様にしていくのが◎。「ダメージレスな縮毛矯正をかけたり」「縮毛矯正の期間を出来るだけ開けたり」ダメージレスを意識してみましょう!
【前髪・顔まわりの部分矯正】
前髪や顔まわりだけの縮毛矯正はクセの強さによって頻度が大きく変わってきますが
クセが強い場合→「3カ月に1回」
クセが弱い場合→「半年〜1年に1回」
の頻度で行うことが多いです。クセが強いと定期的に縮毛矯正をする方も多いですが、その一方でクセが弱いと梅雨前に年に1回縮毛矯正をしてスタイリングしやすくするという方もいらっしゃいますよ!
2ヶ月に1回の頻度で縮毛矯正するのはダメ?
縮毛矯正はストレートアイロンが入る「長さ2センチほど」あればなんとか縮毛矯正が出来ます。ですが、実は薬剤をつける際、境目を無くすため数ミリ前回部分に薬剤がどうしてもついてしまいますので、頻度が高い程髪へのダメージは大きく蓄積されていきます。なので2カ月に1回の高頻度で縮毛矯正を続けていくと髪へのダメージが深刻な問題に、、。
なので、どんなにクセが強くても出来るだけ「3カ月」縮毛矯正の期間は空ける様にしましょう!
縮毛矯正の持ちを良くする4つのポイント
縮毛矯正の持ちを良くするには
「根元の新しく生えてきたくせ毛を出来るだけ目立たなくすること」
「髪へのダメージを最小限に抑えること」
この2つが重要です!根元のクセが出来るだけ目立たない様にする。というのはちょっとしたポイントで対処可能ですが、一番重要なのは「髪を痛めないこと」。実は縮毛矯正は美容院メニューの中で1、2を争う程髪へのダメージが通常大きいメニューです。縮毛矯正でせっかく髪がストレートになっても髪がダメージしてしまってはすぐに髪がバサバサ広がるように、、。そうなってしまうと、お手入れも大変ですし綺麗になりたくて縮毛矯正したのに髪がボロボロだと意味がありません。
そこで、ストレートヘアを「綺麗に長く保つ」ためのポイントを簡単に4つ紹介していきますね!
①自分の髪に合った頻度で縮毛矯正を計画的にかける
自分の髪の状態・髪質に合った頻度で計画的に縮毛矯正をかけていくと、髪に余計な負担を与える機会がなくなり、余計なダメージを抑え綺麗な状態を保つことが出来ます!もし無計画に縮毛矯正をやってしまった場合、高頻度だと髪がダメージしてしまいますし、逆に期間が空きすぎると根元が伸びてヘアスタイルとして綺麗な状態を保つのが難しくなってしまいます。
②重めのヘアスタイルにする
レイヤーがしっかり入った軽やかなヘアスタイルだと、髪が伸びた時に根元のクセが目立ちやすいです。つまり、レイヤーを抑え気味にカットした重めのヘアスタイルなら髪の重さで根元のクセが少し伸びてくれるので気になりにくい!
③ダメージレスな「弱酸性縮毛矯正」でクセを伸ばす
縮毛矯正をかける時点で髪を痛めてしまっては、時間が経った時に髪がさらにダメージし、広がりやすくなり綺麗な髪をキープするのが難しくなってしまいます。そこで縮毛矯正をするときは髪や頭皮と同じ「弱酸性」の性質を持ったダメージレスな「弱酸性縮毛矯正」でクセを伸ばすようにしましょう。
↓弱酸性縮毛矯正って?
↓「エノア弱酸性縮毛矯正」実際の仕上がり
④ホームケアは「ダメージレス」と「高補修・高保湿」を意識して!
ホームケアも
「髪を痛めない様にすること(ダメージレス)」
「すでにダメージしてしまっている部分には高補修・高保湿(ダメージケア)」
を意識して、髪への負担が少なく・しっかり補修と保湿が出来るヘアケア商品を正しく使ってケアすることがとっても大切!!日頃のケアでしっかり髪の良い状態をキープすればダメージの進行を抑える事も出来ます!それが結果的に綺麗な髪をキープする事に繋がるんですね!
↓持ちを良くするホームケア方法の詳細はこちら
縮毛矯正が似合うのは何歳まで?止めるタイミングは?
30代から髪の毛は老化が始まり、段々と痛みやすく繊細な状態になっていきます。なので髪に負担がかかる縮毛矯正は40代のうちに遅くても卒業するのがおすすめです。
ですが!もちろん「何歳までに縮毛矯正を必ずやめなければいけない」なんて決まりはありません。それに先程ご紹介した弱酸性縮毛矯正なら髪への負担も少なく、自然にかけられますしね!
ただいつかは縮毛矯正を卒業する時が来ます。
なので30代半ばくらいから髪の状態やクセの強さも踏まえながら、美容師さんと卒業に向けて少しづづでも計画を立ててみるのがおすすめです。人によって卒業の仕方や、卒業した後の髪のお手入れやメンテナンス方法は変わってきますから、自分に合った卒業の仕方と卒業する時期を事前に計画しておくとスムーズに進めることが出来ますよ!
縮毛矯正をやめたいときは〇〇で様子を見よう!
もし縮毛矯正を「止めたい」「卒業したい」と考えていらっしゃる方は、
「弱酸性酸熱トリートメント」
をして、まずは髪の様子を見てみるのが◎。弱酸性酸熱トリートメントは縮毛矯正ではないのでクセを伸ばすことは出来ませんが、髪の広がりを劇的にまとまる様にしてくれる今注目のトリートメントです。一般的な「酸熱トリートメント」とは違い髪への負担も大幅にカット出来ますので、「弱酸性酸熱トリートメント」と「カット」で髪の様子をまずは見てみましょう。
縮毛矯正を一気に止めてしまうよりはストレスも少なく、少しずつ自分のありのままの髪質との付き合い方を考えていけるのでおすすめです!
↓エノア弱酸性酸熱トリートメントの仕上がり
↓弱酸性酸熱トリートメントとは?
〜縮毛矯正かけるか迷っている方へ〜
この記事を読んでくださっている方の中で、もし縮毛矯正をかけようか迷っている方がいらっしゃったら、、まず
自分が悩んでいる「うねりや広がりが『くせ毛』が原因によるものか?」
確認してみてください。何故ならうねりや広がりがお悩みの方の中に、実は「ダメージ」が原因の方もいらっしゃるからです。もしダメージが原因だとしたら、その髪に縮毛矯正をかけてしまうと余計ダメージが酷くなり、お悩みを解決出来ません。実際に筆者自身もその一人でした。
ずーっと自分はくせ毛だと思っていたのですが、なんとダメージが原因だったんです。実際に「縮毛矯正なし」で
↑こんなに髪が綺麗になりました!
ダメージが原因の場合は、毎日のヘアケアや美容院で髪をダメージしないようにしていけば、時間はかかりますが髪の綺麗な部分が徐々に増え縮毛矯正なしでここまで髪は落ち着きます。
なので縮毛矯正をするべきか迷う方はまず「自分はくせ毛か?」確認してください。
そして、くせ毛だったら次は自分はくせ毛による「うねりが気になっているか」を確認して、どうしても気になっていたら縮毛矯正をかけるのがおすすめです。
〜縮毛矯正をかけるのはやめたほうがいい人〜
以下に当てはまる方は縮毛矯正よりも他のメニューの方が自分に合っている可能性があります!しっかりと美容師さんに相談してみて本当に縮毛矯正をかけるかどうか決めましょう。
・ダメージによるうねり、広がりが強い方
・元々直毛だったのに最近くせ毛になった気がする方
・かなり弱いくせ毛で梅雨時期以外は髪のうねりが気にならない方
・ブリーチなど髪に負担のかかるメニューをしている方
・一時的に髪にうねりが出てしまっている方(ホルモンバランスの崩れ、病気の治療中など)
↓縮毛矯正をしようか迷っている方はこちらの記事をご覧ください。
縮毛矯正の頻度に関する質問集
Q1「半年くらいで縮毛矯正をかけるのが良いんでしょうか?」
「縮毛矯正をいつも半年に1回やっていたのですが、くせ毛が気になってこの前3ヶ月で根元の縮毛矯正をかけました。すると髪が切れた感じがありました。やっぱり半年に1回がいいのでしょうか?」
縮毛矯正は根元のリタッチだったとしても、前回の縮毛部分にどうしても数ミリ程薬剤が付いてしまいます。その為、縮毛矯正の頻度が高い(縮毛矯正をする期間が短い)程どうしても髪に負担がかかってしまうのは事実です!
ただ根元部分の元気な髪が1回の縮毛矯正で切れてしまうのは、縮毛矯正の施術ミスが考えられます。薬液が根元についてしまったり、アイロンで根元が折れてしまったりなどが起きた可能性があるので、縮毛矯正が得意な美容師さんを探して相談してみるのがおすすめです。
Q2「1ヶ月前縮毛矯正をしたのですがとれてしまいました。」
「1ヶ月前に縮毛矯正をしたのですが、、もうとれてしまいました。ヘアケアや毎日のアイロンがいけなかったのでしょうか?元々は天パではないのですが、うねりが出て扱いづらい状態です。」
普通、縮毛矯正は1度上手にかかると半永久的にとれません。根元はくせ毛が新しく生えてきますが、毛先は真っ直ぐなはずです。なので根元が伸びて気になるのではなく1ヶ月で毛先にうねりが出てきてしまったという事であれば、上手く縮毛矯正がかかっていない場合があります。
ただ、、。気になるのは、、。
『元々天パではない』
という事、、。もしかしたら、今悩んでいる「うねり」は髪のダメージによるものかもしれません。そうなると話は変わってきます。ダメージによるうねりは縮毛矯正をしても根本的な改善になりません。縮毛矯正をするとさらに髪がダメージしてしまう為、最初髪が綺麗になったとしても髪のダメージは蓄積されている為ストレートの状態を維持できません。毎日アイロンもしていますし、「うねり」がひどくなっていることも考えられます。その場合は弱酸性酸熱トリートメントのような髪内部をしっかり補強するタイプのトリートメントを行なって、髪のうねりを落ち着かせ、徐々に綺麗な髪を育てながらハイダメージな部分を無くしていく方が時間はかかりますが、根本的なお悩みを解決できます↓
とにかく、まずは美容師さんに相談して直接髪の状態を見てもらうのが一番です。縮毛矯正に限らず自分の髪に合ったメニューを見つけてもらいましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
縮毛矯正をして綺麗なストレートヘアを保つ上で「頻度」は大切なポイントです。
是非自分の髪に合った頻度で縮毛矯正を続けていただき、皆さんが綺麗な艶髪を保つことができる様になってもらえると嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
エノアも「縮毛矯正」が得意な美容院です。エノアオリジナルの弱酸性縮毛矯正の施術もしてますので、何かお困りのことがありましたらお気軽にご相談くださいね!