縮毛矯正で【傷む】人、【傷まない】人の違いとは

こんにちは！

東京、表参道にある美容院、ENORE青山店の石倉です。

今回は 縮毛矯正をかけて髪の毛が傷む人、傷まない人の違い を説明していこうと思います！

縮毛矯正をかけたことがある方、かけたことがない方、

これから縮毛矯正をかけて髪を傷ませたくないですよね。


ですがどうしても縮毛矯正をかけて傷む人は出てきてしまいます。

皆さんにはそうならない為にどうしたらいいのか、専門店で働く僕がお教えしていきたいと思います！

縮毛矯正をかけて 傷む・傷まない の分かれ道

では早速、縮毛矯正をかけて傷む人、傷まない人の違いを紹介していきます。

想像しやすいようにAさんとBさんと仮定して見ていきましょう！

傷んでしまうAさんのパターン

Aさんは中学生の頃からくせに悩んでおり、高校生の時から縮毛矯正をかけています。

大学生になった時に校則から解放されたのがきっかけでブリーチをしました。市販のカラーも何度か使っています。

癖は変わらず気になるので縮毛矯正はかけ続けています。

縮毛矯正をかけるお店はインターネットで一番価格の安いお店で、その時の気分で色々なお店に行ってみます。

癖がすぐに気になってくるのでかける頻度は2ヶ月くらいです。

ブリーチをしていた所の髪が綺麗にならなくていつも毛先までかけてもらうように頼んでいます。

ずっと市販のシャンプーを使っていて、忙しいので髪を乾かさずに寝てしまう事もあります。

傷まないBさんのパターン

Bさんも中学生の頃からくせに悩んでいて、高校生の時から縮毛矯正デビューをしました。

大学生になった時に周りの友達が髪を明るくし始めてBさんもやりたいと思いましたが髪の毛へのダメージを考えて少し明るいブラウンまでにしておきました。

縮毛矯正をかけるのはいつも同じ、縮毛矯正が得意な担当さんにお願いしています。

縮毛矯正をかける頻度は3ヶ月に1回です。

無理にトーンアップしておらず毛先まで綺麗なので、縮毛矯正はリタッチでかけています。

シャンプーは美容師さんが選んだシャンプーを使い、髪の毛は毎日乾かして寝ます。

この二人の違いをまとめると、

・明るいカラーをしているか、いないか

・美容院選び

・縮毛矯正の頻度

・縮毛矯正をかける範囲

・ヘアケア

の５つが大きく違います。

傷ませずに縮毛矯正をかけるには？

①無理に髪の毛を明るくしない

基本的に縮毛矯正は何の施術もされていない髪の毛の方が綺麗になります。

縮毛矯正でダメージは直せず、ダメージがあるとどうしても質感に限界があるからです。

髪の毛を明るくするのであれば美容師さんと相談して、無理しないレベルにしておきましょう！

②美容院選びは重要

縮毛矯正をあまりしない美容師さんだと1ヶ月に1人か2人しかしなかったり、全くしない美容師さんも居ます。

縮毛矯正はカットのようにベーシックな技術ではありません。

逆に当店のように縮毛矯正に重きを置いている美容院だと一日中縮毛矯正をかけていたりします。

縮毛矯正のように髪の毛の今後を大きく左右するメニューは値段ではなく、
その美容院、美容師さんの投稿や、得意な技術をリサーチしてから選ぶのがおすすめです！

僕は縮毛矯正をメインに施術をおこなっており、縮毛矯正をかけているお客様の割合は90%以上です。
その分様々な髪質の方や色々な施術をされている方の髪の毛を綺麗にしてきています。
関東周辺でお店をお探しでしたら是非僕にお任せ下さい。


弱酸性縮毛矯正＋髪質改善トリートメント（TRホームケア付き）

※特殊な技術の為、ご予約の際には　石倉嶺音　をご指名下さい！

③縮毛矯正をかける頻度は早すぎると×

癖が強い方だと2ヶ月もすれば気になるという方もおられると思います。

しかし縮毛矯正をかける頻度は最低でも3ヶ月にしておきましょう。

理由として人の髪の毛は１ヶ月に１cmしか伸びません。

小指の幅よりまだ短いくらいの長さです。

更に縮毛矯正をかける時は根元を少し開けてかけるので、２ヶ月に１回だと１cmくらいしかかけられない事になります。

しかし物理的に１cmだけかける事はほぼ不可能なので、薬がはみ出した部分を痛めながらかける事になってしまいます。

④縮毛矯正は基本リタッチでかける

縮毛矯正をかけていても毛先をまだ綺麗にしたかったり、ストレートにしたい時、あると思います。

しかし縮毛矯正を一度かけた部分にもう一度かけるのはNGです。

傷んでしまう可能性があるからです。

薬剤ややり方を調整すればかけ直しも可能ですが、基本的には根元だけかけ続けていくのが安全です。

⑤ヘアケアはとっても重要

ヘアケアには非常に多くの種類がありますが、取り入れやすいものからチャレンジしていきましょう。

髪の綺麗さを健康に置き換えると美容院でのトリートメントがサプリメント、ヘアケアは普段の食事や生活習慣です。

毎食カップラーメンを食べていたらサプリメントを摂っても健康にはなれないと思います。

それと同じで基礎であるヘアケアをしっかりしておくと毛先まで綺麗な髪を育てていけるでしょう。

洗い流さないトリートメントは、ENORE ヘアトリートメントエマルジョンとENORE ヘアトリートメントオイルの併用がおすすめです。

一緒に使用すれば相乗効果で、さらに扱いやすい髪に！

弱酸性縮毛矯正のBefore→After

では実際に僕が縮毛矯正をかけさせて頂いたお客様のビフォーアフターを紹介したいと思います。

※どのお客様もアイロンやブローによる仕上げや画像加工はおこなっておりません。

① 強い癖＋強いパーマをストレートに

ずっと縮毛矯正をかけていてその上から強いパーマをかけた男性のお客様

髪の状態を考慮してお薬を配合して丁寧にアイロンをかけると無事ナチュラルなストレートヘアに復活

真っ直ぐすぎず、頭の丸みに沿うストレートです。

② 様々な施術で傷んだ髪の毛をさらさらストレートに

縮毛矯正とトーンアップ、酸熱トリートメントを繰り返してゴワゴワしてしまったお客様

優しいお薬で丁寧に縮毛矯正、トリートメントでダメージ補修をおこない無事綺麗なさらつやストレートに！

色まで綺麗になったように見えますがカラーはしておりません。

③ 何もしていないバージン毛をストレートに

縮毛矯正に一度失敗して、それからずっと縮毛矯正を避けていたお客様。

部分ごとにお薬を使い分けて、自然で綺麗なストレートヘアに。

雨で濡れても汗をかいても広がらない髪の毛って最高ですよね！

④ 過去にストレート履歴のあるお客様をストレートに

過去に縮毛矯正、酸熱トリートメントなど色んな美髪メニューをされていましたが一向に綺麗にならず、僕のブログを見つけてご来店頂きました。

職場でも「髪の毛が綺麗な人」というあだ名が付くくらいの美髪になりました。

⑤ パーマなどで毛先が切れるほどのダメージを受けた髪の毛をストレートに

縮毛矯正を長年されていて、グラデーションでのブリーチや、カラーをした髪の毛にパーマをかけたらとんでもない事になって髪の毛も切れてしまったというお客様をストレートに。

パーマをした際にスキばさみがたくさん入れられており、表面の切れ毛は残っていますが、別人レベルに変えることが出来ました。

⚠︎ 断毛が発生しているレベルのダメージ毛だと改善までに複数回のご来店が必要な場合もございます。

お客様から頂いた口コミ

Q & A

Q . 長年縮毛矯正をかけていて既に髪の毛がパサパサして傷んでいるんですが綺麗にしていくにはどれくらいの期間がかかるんでしょうか？

A . 傷んでいるレベルと範囲、今後どのくらいカットが出来るかによって綺麗になるまでの期間は変わってきます。

トリートメントやヘアケアで綺麗に出来るダメージレベルであればすぐに綺麗にできます。

次は修復ができないパターンです。

お客様が例えば毛先10cmくらいが修復できないくらい傷んでいるとして、長さは伸びた分しか切りたくないとすると綺麗になるまで10ヶ月はかかります。

毛先10cm切れるとすれば1回の施術でかなり綺麗な状態に出来るかもしれません。

出来る限りヘアケアとトリートメントで修復しつつ健康な髪の毛を伸ばしながら、それでもパサつく部分は切る。というのが最も確実な方法です。

Q . 縮毛矯正を続けていて髪の毛が傷んできたので酸熱トリートメントに切り替えようと思っているんですがどうでしょうか？

A . この場合おそらくはNGです。

縮毛矯正をされているという事は髪の毛の癖が気になられているのかと思います。
酸熱トリートメントでは癖は伸びません。
一時的に落ち着いた、と感じる事もありますが一定期間が経つと戻ってきます。

また、縮毛矯正を続けていて髪の毛が傷んだというのは縮毛矯正のかけ方や、縮毛矯正以外の施術、ヘアケアに問題があります。

縮毛矯正を適切な期間、適切な強さでかけていて、カラー等でも痛まないように施術し、適切なヘアケアが出来ていれば傷んでいく事はありません。

まずは縮毛矯正のかける頻度とかける範囲、強さやカラーの頻度、種類、強さに関して美容師さんに相談してこれ以上痛まないようにしていきましょう。

その上でシャンプー、トリートメントを傷んだ髪の毛に合ったものに変えたりするなどしてヘアケアで傷んだ髪の毛を補修できると綺麗な髪の毛を作っていけるでしょう。

Q . 縮毛矯正はくせが伸びていれば同じだと思うんですが、普通のお店とENOREさんでは縮毛矯正をかけた時に何が違うんですか？

A . 確かに縮毛矯正は癖を伸ばす施術です。

しかし縮毛矯正には癖をどうやって伸ばすか？以外にもどうやって自然にするか？だったり、どうやって痛みを抑えるか？という問題があります。

大体のお店だと縮毛矯正の薬は５段階の強さの薬を使います。

しかし癖の強さは５つには分かれません。
そうなると３.５レベルの癖の強さの方が来た時に４レベルの薬を使って癖を伸ばします。
しかしそれでは０.５の余分なダメージがかかってしまいます。

ENOREでは２種類のクリームと３種類の液体を１グラム単位で掛け合わせてお客様毎にオーダーメイドの縮毛矯正をかけるので余分なダメージを与えず、ぴったりな縮毛矯正が出来るというわけです。

また後頭部と前髪、根元と毛先では癖の強さも痛み具合も全く違うと思います。

ENOREでは豊富な経験値を使って場所ごとにも薬を使い分けるので根元の癖は伸びたけど毛先が傷んだ！というような事がありません。

Q . 縮毛矯正をまだかけた事が無いんですが、やっぱり不自然な「かけた感」は出ちゃうんですよね？

A . ENOREに任せていただければ不自然にはなりません！

上△の質問でも紹介させて頂きましたが、お客様の髪の毛にぴったりな薬をとこだわりのアイロン方法で縮毛矯正をかけるので出来る限り自然に仕上げます。

初めてENOREにご来店いただく方は縮毛矯正の仕上がりの自然さに驚かれることが多いです。

かけたてであればおそらく美容師さんでない方はもちろん美容師さんが見ても縮毛矯正をかけているか分からないレベルで自然に仕上げられます。

ただ、縮毛矯正は癖を伸ばす施術なのでボリュームはおさまります。
ふんわりとさせたかったり、癖を伸ばしすぎたくない方はカウンセリングの際にお伝えいただければより工夫をさせて頂き、お客様の理想の髪の毛に近づけます！

Q . 縮毛矯正をまだかけた事が無いんですが、もし仕上がりが気に入らなかったら元に戻せるんでしょうか？

A . 基本的に縮毛矯正は一度かけると元には戻せません。

縮毛矯正をかけて気に入らないと感じるパターンはいくつかあると思いますのでそれぞれ説明させて頂きます。

・根元がペタッとしてボリュームがなくなりすぎた。
→ スタイリングやカットでボリュームをもたせたりして対処させて頂きます。
また、根元の髪の毛が少し伸びれば自然になる場合がほとんどです。
ペタッとさせたくない場合は縮毛矯正のかけ方でボリュームをもたせる事も可能ですのでご相談下さい。

・毛先が傷んだ
→トリートメントをしたり、ヘアケア用品を紹介させて頂き、改善していきます。
ENOREでは痛まないように施術させて頂きますのでご安心下さい。

・やっぱり元々の癖が合った方が良かった
→パーマをかけるか、生え変わるのを待つしかありません。
パーマをかける場合だと縮毛矯正を一度かけた髪の毛にパーマをかける事になるのでダメージは感じると思います。
ストレートヘアがお客様に合っているかどうかお客様自身が考えていただくのと同時に僕たちもお客様のライフスタイルや好みに合っているかどうかを考えて縮毛矯正をかけさせて頂きます。

縮毛矯正をかけるとかけた部分を元に戻すのはかなり難しいので、かけるかどうかは美容師さんに相談した上で経験が豊富な専門店での施術をお勧めします。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

皆さんの髪の毛の扱い方はAさんだったでしょうか？Bさんだったでしょうか？

髪の毛が綺麗だと周りからの印象が良くなり、自分の気分も上がりますよね。

ちょっとした心掛けで髪の毛は確実に変わっていきますので、ぜひヘアケアにこだわってみてくださいね。

⚠︎ご注意⚠︎

連日多数のご予約を頂いており、1日に施術できる人数に限りがございます。
お早めのご予約であればご希望のお時間が取りやすいです。

※特殊な技術の為、ご予約の際には　石倉嶺音　をご指名下さい！