【表参道美容師が教える】髪の毛をサラサラで綺麗にする方法
2022/12/18
初めまして!
東京・表参道にある髪質改善専門店ENOREの美容師、石倉です。
今回は
髪の毛が傷んでいる、、
友達の髪の毛がサラサラで羨ましい、、
美髪になりたい!!
という方に向けて情報発信をさせて頂きます。
髪の毛を綺麗にする情報は、
Google、Twitter、Instagram、TikTokなど色んなところで
色んな方が色んな事を書いておられるので何が本当か悩まれると思います。
僕も新しいケアの方法を勉強したり、
こうしてブログを書く為に色んな情報を検索したりします。
また、美容室では髪の毛に悩みがあるお客様を年間1000人以上担当させて頂き、
さまざまなお悩みが解決できるようサポートさせて頂いております。
その中でこれは本当に効果があるな、と思うことだけをピックアップして記事にさせて頂きましたので
参考にして頂ければ幸いです。

目次
髪の毛が傷む理由
髪の毛を綺麗にする方法をお話しする前に、
髪の毛がなぜ傷むのかを知って頂けるとケアについてお話ししやすいので
まずは髪の毛が傷む理由についてお話しさせて頂きます。
① 美容室での施術で傷んでいる
髪の毛が傷んでいるな、と思う方の9割以上がこれです。
皆さんも髪を染めた後、
パーマをした後、
縮毛矯正をした後、
なんだか髪の毛がパサパサしたな。
と思われた事があるのではないでしょうか?
髪の毛の色を綺麗にしたり、形を変えたりする為に薬を使うので
ある程度は仕方ありません。
ですが、あなた自身が傷んでしまった!、パサパサだ、、
と感じるレベルになっているのであれば改善すべきです。
髪の毛が傷んでいる原因もたくさんありますが
ブリーチをしていたり
縮毛矯正を長年されていたり
カラーを繰り返していたり
そういった美容院での施術がダメージの原因であることが多いです。
② ヘアケアが合っていないか不十分
美容室での施術に次いで多いのがこれです。
10年前に買ったアイロンをそのまま使っていたり、
髪の毛が濡れたまま寝てしまったり、
市販のシャンプーを長年使っていたり、、。
傷むと知らずにやってしまっていたり、
逆に綺麗になると思ってやっておられる事もあると思います。
ちょっとやそっとじゃ傷まないでしょ!
と思われるかもしれません。
ですが、小さな違いでも毎日する事なので1年後には大きなダメージになっています。

「直す」より「傷ませない」
先ほど説明した髪の毛が傷む理由ですが、大きく分けると二つしかありません。
要するに「美容院での施術」と「自宅でのヘアケア」に気を付ければ髪が傷むことは無いという事です。
近頃は髪質改善が流行していて、色んなサロンさんで色んなメニューが出ています。
当店でもお客様の髪の毛を綺麗にするべく、何種類かのメニューをご用意していますが、
そういった髪質改善メニューだけをしていても綺麗で扱いやすい髪の毛が続くことはありません。
ダイエットに例えると、
トリートメントなどの髪質改善メニューはサプリメントです。
毎日の食事が偏っていたり、運動が不足しているのにサプリメントだけ摂ってもダイエットは成功しないと思います。
僕も夜にハンバーガーや牛丼を食べてしまったりするのでダイエットが成功しません(笑)
逆にサプリメントを摂らなくてもバランスの良い食事を摂って、適度に運動していればダイエットは成功しやすいと思います。
それと同じで、美容院での施術では極力傷ませないようなメニューを選び、自分に合ったヘアケアをすればそれだけで髪の毛は綺麗になっていきます。
その上でもっと綺麗にしたかったり、傷んでいる髪の毛を短期間でも綺麗に見せたい時に髪質改善メニューを選べると良いかと思います。
髪質改善メニューをやっても髪の毛は綺麗になりません!という事では無く、より確実に、効率的に髪の毛を綺麗にするにはまず基礎を整えると良いという事です!

髪の毛を綺麗にする、具体的な方法
ここまでで髪の毛が傷む理由と、直すよりも傷ませない方が大事だという事をお伝えしました。
では結局、髪の毛を綺麗にするにはどうしたら良いのでしょうか?
それを順を追って詳しく説明させて頂きます。
□ 美容院、美容師さん選び、継続して通う □
美容院によって縮毛矯正の薬も、カラーの薬も大きく違います。
早く施術出来るように出来ている薬もあれば、
時間がかかっても綺麗に仕上がるように出来ている薬もあります。
とにかく色味が綺麗になるカラー剤もあれば、
色味は控えめでもダメージが出ないようにしてある薬もあります。
ハイトーンが好きでやっていきたい方はハイトーンが得意なお店に行くとマッチしやすいですし、
ナチュラルな美髪が好きでやっていきたい方は髪質改善が得意なお店に行くとマッチしやすいと思います。
美容院は基本的にカット、カラー、縮毛矯正、パーマはそんなに施術する機会が無くてもメニューの中にあります。なのでそのメニューが得意なお店で無ければ1ヶ月に1回しかやらない事もあります。
時々しかやらなくても綺麗に仕上げてくれる美容師さんももちろん居ますが、
毎日そのメニューをやっている美容師さんが施術した方が綺麗に仕上がる確率は絶対に高いはずです。
まずは自分が何を解決、改善したくて、どんなスタイルにしたいのか考えて頂き、
そのお悩みを解決、改善してくれて理想のスタイルも得意なお店を選べると良いと思います。
また、同じお店の美容師さんでも考え方や、やり方は大きく違う事があります。
同じ髪質改善のお店の美容師さんでも、女性の施術が得意な方、男性の施術が得意な方、
ナチュラルなスタイルが得意な方、個性的なスタイルが得意な方、、
○○が得意です〜と言っていても○○しか出来ない訳ではありませんがやりたいスタイルが得意な方に施術してもらうと思い通りになりやすいと思います。
また、美容院での施術、特に髪質改善では一度で完璧な状態になる事は少ないです。
3、4回の施術、場合によっては年単位で時間をかけて理想の髪質、髪型にしていく事もあります。
なので美容院や美容師さんを毎回や数回で変えてしまうと、
その美容師さんが立てていた計画通りに施術が出来ず、
次の美容師さんにも履歴、要望を説明し直さなくてはなりませんし、
あなたの要望もなかなか達成されません。
その美容師さんに要望を伝えて、どのくらいの期間、回数で達成できるかを相談し、
それが達成されるまでは通ってみる事が理想通りのスタイル、髪質になる近道です。
□ 自宅でのヘアケア □
① シャンプー、トリートメントを自分に合うものにする
あなたは今どんなシャンプーを使っていますか?
ドラッグストアで買ったシャンプーを使われている場合は要注意です!
ドラッグストアで安価に販売されているシャンプーは、
安くて洗浄力が強い成分が入っている事がほとんどです。
その中でも特に入っている事が多いのがラウレス硫酸Naという成分。
この成分、色んなメーカーのシャンプーに入っていますし、
頭皮や髪の毛に絶対悪い、わけではありません。
ただ、このブログを読んで頂いている
美髪になりたいあなたにはおそらく合っていません。
こういった成分は強い洗浄力を持っているので
髪の毛に必要な栄養分や皮脂を必要以上に洗い流してしまい、
髪の毛が乾燥したり、傷んだり、頭皮が痒くなったり、髪の毛の生育に悪影響を与えたりします。
「美髪」には栄養分と適度な皮脂と水分、健康な頭皮が必要不可欠。
そして、カラーや縮毛矯正をされている髪の毛は乾燥しやすい性質があるので尚更注意が必要です。
髪の毛に艶が欲しい、手触りをサラサラ、しっとりとさせたいあなたは
絶対に高品質なシャンプーを使うべきです!
美容院帰りだといつもより髪の毛が綺麗なのは美容師さんの技術だけでなく
そこで使われたシャンプーやトリートメントの効果でもあります。
なのでご自宅でも高品質なシャンプーやトリートメントを使えば毎日美容院帰りの状態に近付くわけです!
ですが高品質なシャンプーと言ってもたくさんあるのでどれを使えば良いのか分かりませんよね。
インターネットで調べるのも良いですがサイトによって言っていることもまちまちなので、
通っている美容師さんに相談して決めてもらうのが一番良いと思います。
シャンプーやトリートメントは薬のようなものなので、髪の毛のお医者さんに頼るのが一番です。
僕が在籍している美容院では、
オーナーがメーカーと協力して開発したシャンプー、トリートメントがあります。
当店で施術した方にマッチするように調整されているので、
一度購入して頂いたお客様は今日もあれ買って帰ります!とご自分から言われます。
当店で施術された方には是非一度使ってみて頂きたいです。
② 入浴時、就寝時の物理的なダメージを抑える
ランニングコスト0で髪の毛を綺麗にできるのがこの方法です。
髪の毛は美容院で使われる薬剤やシャンプーで傷む以外に直接的な接触によっても傷みます。
特に注意した方がいいポイントをまとめますので
スクリーンショット等で保存して頂き、実践してみてください。
- シャワーのお湯の温度を39℃以下にする
- シャンプーの前にお湯でしっかり汚れを洗い流す
- シャンプーをする時はしっかりと泡立てて、優しく洗う
- トリートメントは髪の毛1本1本に行き届くように馴染ませて揉み込む
- 最後にしっかりと洗い流す
- 柔らかいタオルを使って、擦らずに優しく水分を拭き取る
- ヘアミルクやヘアオイルを中間〜毛先に馴染ませる
- 櫛では無く、クッションブラシやパドルブラシのような絡まりづらいブラシで優しく梳かす
- 自然乾燥させる前に、ドライヤーを髪の毛から15cm〜20cm離して根本→毛先の順番でしっかりと乾かす
- 乾かした後、ヘアアイロンを入れる場合は160℃以下で行う(使用するヘアアイロンにも注意)
- 仕上げにヘアミルクやヘアオイルを適量馴染ませる
- 就寝時にはナイトキャップやシルクの生地で出来た枕カバーを使って摩擦を軽減する
- 髪の毛を結んだりする場合は細いヘアゴム等は避け、スパイラルゴムやシュシュを使用する

まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
このブログで髪の毛を綺麗にする方法は知って頂けましたか?
当店ではすでに通って頂いているお客様に次回の予約もお取り頂いている為、
予約が可能な日数が少なくなっております。
ご予約はお早めにお願い致します!