縮毛矯正をセルフでやると失敗しない?美容師がやり方・注意点を解説

2024/06/18
縮毛矯正をセルフでやると失敗しない?美容師がやり方・注意点を解説

こんにちは!髪質改善と弱酸性縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)です。

「縮毛矯正は時間がかかるし、定期的に美容室に行くのが面倒…」

「縮毛矯正はお金がかかる…」

という理由から、セルフで縮毛矯正をしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、セルフで縮毛矯正をする場合は、正しいやり方や注意点を知っておかないと、

  • 髪がチリチリに傷む
  • 思ったように仕上がらない

など、失敗してしまうことも多いんです。 

そこで、この記事では、美容師がセルフで縮毛矯正をするときのやり方や注意点について解説します。 

セルフで縮毛矯正をしようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

縮毛矯正をセルフでしても大丈夫?失敗しない?

縮毛矯正は市販品を使ってセルフですれば、費用は安く済みます。

しかし、縮毛矯正は美容師でも難しい技術であるため、素人が髪全体を均一にきれいにストレートにすることはなかなか難しいでしょう。

また、縮毛矯正は美容室メニューの中でも、1,2を争うほど、髪へのダメージが大きい技術です。

髪へのダメージは、使う薬剤や施術方法、技術力によって大きく変わります。

髪が元々傷んでいる場合は、市販縮毛矯正の薬剤が髪をさらに傷めて、髪の毛がチリチリやぱさぱさになる恐れがあります。

そのため、セルフでやる場合は、これからご紹介する注意点やコツをしっかり押さえて行うことが大切です。

縮毛矯正をセルフでやる際に用意するもの

縮毛矯正をセルフでやる際に用意するものは、以下のとおりです。

  • 市販の縮毛矯正液
  • ストレートアイロン
  • ラップ

最低でもこの3つは準備するようにしましょう。

これからそれぞれ詳しく解説していきます。

市販の縮毛矯正液

市販の縮毛矯正液は、薬局などで購入できます。

髪が長い方や量が多い方は、念のため2箱買っておくとよいでしょう。

ストレートアイロン

縮毛矯正では、アイロンで髪を伸ばす工程があります。

髪に高温をかけるので、180度くらいまで温度調節ができるストレートアイロンがよいでしょう。

また、滑りのよいアイロンを選ぶと、髪に優しく仕上がります。

ショートヘアの方は、細いプレート幅のアイロンが使いやすいです。

ラップ

縮毛矯正液の1剤で髪を柔らかくしたら、ラップで包みます。

カラーと違って、縮毛矯正では髪が曲がるとくせになりやすいので、シャワーキャップよりもラップの方が安全です。

ラップは幅広いものを使うと、髪を一度に覆えて便利です。

縮毛矯正をセルフでするやり方

縮毛矯正をセルフでする手順を解説していきます。

具体的には、以下の手順で行っていきましょう。

  1. 乾いた髪に縮毛矯正液(1剤)を塗る
  2. 頭全体にラップを巻き、数分時間を置く
  3. 縮毛矯正液を洗い流す
  4. ドライヤーでしっかり乾かす
  5. 髪の毛にストレートアイロンを通す
  6. 縮毛矯正液(2剤)を塗る
  7. 少し時間を置いたら洗い流し、ドライヤーで乾かす

1つずつ詳しく解説していきます。

1.乾いた髪に縮毛矯正液(1剤)を塗る

髪の根元から毛先に向かって、縮毛矯正液(1剤)を塗ります。

この1剤は、髪の内部構造を一度解体し、髪を素直にする役割を果たします。

塗る順番は、襟足から塗っていきます。

塗り方のポイントは、根元から直接塗るのではなく、根元から5ミリ~1センチ離れた部分から始めて、毛先に向かって少量ずつ塗ることです。

2.頭全体にラップを巻き、数分時間を置く

薬剤を全体に塗り終えたら、髪全体をラップで優しく包み込み、指定された時間放置します。

ラップは、ふんわりと優しく被せることがコツです。

毛先を折り曲げたり、ラップでまとめたりしないように注意しましょう。

指定時間が経過したら、髪を1本取り、伸ばしてみます。

このとき、髪のくせやうねりが柔らかくなっていれば、次の手順で進んで大丈夫です。

もしまだ髪のくせが取れていないようであれば、さらに2~3分間放置してみてください。

3.縮毛矯正液を洗い流す

薬剤を洗い流した後、シャンプーを使って髪を優しく洗いましょう。

この段階では、髪の結合が一度解体されているため、髪が非常にもろい状態になっています。

そのため、シャワーの水圧は弱めに設定し、ぬるま湯を使って全体をゆっくりとすすぐことが大切です。

また、洗い残しが髪にダメージを与える原因となるため、丁寧にすすぎ、洗い残しがないようにしましょう。

4.ドライヤーでしっかり乾かす

洗い流した後は、ドライヤーを使って髪を完全に乾かします。

この次にヘアアイロンを使いますが、髪が湿った状態でアイロンを使用すると、髪がダメージを受けてしまう可能性があります。

そのため、根元からしっかりと乾かすようにしましょう。

5.髪の毛にストレートアイロンを通す

ストレートヘアアイロンを使用して、髪を少しずつストレートに伸ばします。

ここでどれだけきれいにストレートに伸ばせるかが、髪の仕上がりを左右します。

1剤を塗るときと同じように、襟足から始めていきます。

ブロッキングを行いながら、少量ずつ丁寧に髪を伸ばしていくことがうまくやるコツです。

とくに、根元に折れグセがつかないように、ブロッキング幅は1センチ以内で伸ばすとよいでしょう。

6.縮毛矯正液(2剤)を塗る

ストレートアイロンをしっかりと通した後は、次に縮毛矯正液(2剤)を髪の根元から毛先に向かって塗ります。

この2剤は、ストレートに整えた髪のくせを固定するための薬剤です。

まだ髪のくせは固定されていないため、髪を曲げたり折ったりせず、ストレートに伸ばすように塗ります。

7.少し時間を置いたら洗い流し、ドライヤーで乾かす

1剤のときと同じように、指定の時間置いたら、お湯で洗い流し、軽くブローして終了です。

ドライヤーは上から下に向けて風を当てて丁寧に仕上げましょう。

縮毛矯正をセルフでするときに気を付けること

縮毛矯正をセルフで行うときは、いくつか気を付けることがあります。

具体的に気を付けることは、次の2つです。

  • 縮毛矯正後、しばらくは髪の毛を結ばない
  • 縮毛矯正液の説明書のやり方をしっかり守る

縮毛矯正を失敗させないためにも、それぞれの注意点をしっかり理解していきましょう。

縮毛矯正後、しばらくは髪の毛を結ばない

最初の1週間は、ゴムで髪を結んだり、ピンで留めたりすることを避けるようにしてください。

縮毛矯正を施した直後は、髪の状態が完全に元に戻っているわけではありません。

縮毛矯正は、完全に定着するまでに時間が必要です。

しばらくはストレートの状態を維持しておきましょう。

縮毛矯正液の説明書のやり方をしっかり守る

縮毛矯正液は、メーカーによって成分が異なり、それぞれの使用方法や放置時間も変わります。

そのため、自分で独自の方法を試すのではなく、指定された方法をしっかりと守ることが重要です。

たとえば、「薬剤を長時間放置すれば、よりきれいなストレートになるのでは?」と考え、薬の放置時間を守らないと、髪へのダメージが大きくなり、チリチリになってしまうこともあります。

縮毛矯正で失敗したくないなら!セルフではなく美容室がオススメ

きれいに縮毛矯正をかけたいなら、プロの手に任せられる美容室がオススメです。

縮毛矯正で髪のくせをストレートにするには、高度で専門的な技術が必要であるためです。 

美容師は、髪の状態やくせの強さに応じて、薬剤の種類や量、放置時間、アイロンの温度や使用回数を調整します。

これらの工程を自分で行うのは難しく、失敗すると髪が傷ついたり、不自然な仕上がりになったりする可能性があります。

セルフで縮毛矯正を行う唯一のメリットは、コストが低いことですが、それ以上にデメリットが多いと言えます。

このようなことから、縮毛矯正を検討している方は、美容室でプロの美容師さんに相談してみることをオススメします。

髪に優しく自然な仕上がり!ENOREの弱酸性縮毛矯正

美容室で受ける縮毛矯正のなかでも、とくにオススメなのが髪と頭皮に優しいENOREの弱酸性縮毛矯正です。

一般的に従来の縮毛矯正の薬剤は、アルカリ性を使用しています。

健康的な髪は弱酸性で、薬剤を髪内部まで浸透させるには、pHを上げてアルカリ性まで傾ける必要があるためです。

しかし、健康な髪や頭皮は弱酸性なので、アルカリ性の薬剤を使用することで髪に大きな負担がかかります。

結果的に「髪が硬くなる」「乾燥・パサつきがひどい」などのダメージトラブルが起こりがちです。

それに対して、ENOREの弱酸性縮毛矯正の薬剤は髪と同じ弱酸性薬剤を使用しているため、髪や頭皮への負担を最小限に抑えられます。

さらに、弱酸性縮毛矯正には、自然な仕上がりになる、ヘアカラーとの相性がよいなどのメリットも多くあります。

▼ENOREの弱酸性縮毛矯正についてもっと詳しく知りたい!Before・After画像も豊富な記事はこちら

弱酸性縮毛矯正後のホームケアには、ENORE 弱酸性シャンプーがおすすめです。

髪や頭皮への負担を抑えたシャンプーを使うことで、扱いやすい状態が長く続きます。

シャンプー後は、ENORE 弱酸性トリートメントを使うことで、もっちり弾力のある髪に!

ホームケアに気を付けることで、傷みにくい髪づくりができ、次の施術がしやすくなりますよ。

まとめ

セルフで縮毛矯正で失敗しないためには、

  • 市販の縮毛矯正液
  • ストレートアイロン
  • ラップ

などを用意し、

  • 縮毛矯正後、しばらくは髪の毛を結ばない
  • 縮毛矯正液の説明書のやり方をしっかり守る

といった注意点をしっかりと守ることが重要です。

しかし、きれいな縮毛矯正をかけるには、髪質に合った薬液の見極め・アイロンの当て方など高い技術が必要なため、セルフで仕上げるには難易度が高いもの。

失敗すると、「不自然なストレートになる」「髪がチリチリになったり、最悪ちぎれるほど傷む」など、理想とは程遠い仕上がりになることも…。

また、セルフの縮毛矯正で失敗した場合、「傷んだ部分はカットせざるを得ない」「前髪など大きくカットできない部分はトリートメントで誤魔化すしかない」など、回復に向けた対応も大変です。

▼美容師が答える、セルフ縮毛矯正について10の質問|失敗したらどうなるの?

縮毛矯正は、髪にダメージが大きく、仕上がりは技術に左右される施術。

  • 気になるくせ毛がしっかり伸びる
  • 毛先に丸みがある、自然なストレート
  • ツヤとまとまりのある柔らかな美髪

を実現したいなら、髪質改善と弱酸性縮毛矯正が得意なENOREにぜひお任せください!

あなたのお悩みをじっくりカウンセリングして、理想の髪質とヘアスタイルを実現するお手伝いをします。

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