[美容師が教える]メンズ縮毛矯正を失敗しない方法。
2024/06/18こんにちは!縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)です。
最近、メンズのお客様も縮毛矯正をかける事が増えてきました。
ただ!メンズの縮毛矯正はサラサラに髪が伸びれば成功かと言われるとそんな事はないと思います!
メンズ縮毛矯正の失敗とは癖が残る事よりピンピンになることです。
ピンピンに縮毛矯正がかかっている髪を見て、
カッコいいと思う方はあまり多くないと思います。
このブログでは、どうすればメンズの縮毛矯正をピンピンにせず失敗しないようにかけられるのか?について書いていこうと思います。
目次
そもそも何故ピンピンになってしまうのか
薬剤が強すぎる
過度に強い薬剤を使うと髪の中はダメージし過ぎてピンピンになって失敗してしまいます。
アイロンを入れ過ぎる
こちらも同じでアイロンも強く引っ張ったり、
プレスし過ぎたりするとピンピンになって失敗してしまいます。
ピンピンになってしまう場合はこの2パターンをやってしまうとナチュラルには戻らなくなってしまうので要注意です!
では、ピンピンにならない為にどうしたらいいのか
メンズ縮毛矯正をピンピンになって失敗しない為には
先程出てきた薬剤とアイロンのパワーを丁度良く調整する必要があります。
弱酸性、中性の薬剤を使う。
この丁度良い調整は大半のお店で使われているアルカリ性の薬剤だと余程上手な方でないと調整が難しいのです。
ENOREで扱っているオリジナルの弱酸性の縮毛矯正であればピンピンになってしまうメンズ縮毛矯正の失敗を減らす事が出来ます。
癖がかなり強い人がナチュラルにしたい場合のみアルカリの強い薬剤での施術になります。ナチュラルにしたい場合は薬剤で出来る限り癖を取ってアイロンを軽めに、ナチュラルに入れないといけないのでアルカリの強い薬剤が必要になります。勿論、ダメージはしやすいですが癖が強く髪が強い場合は気になる程のダメージは出ないでしょう。
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更にメンズの縮毛矯正は薬剤やアイロンに加え経験が必要になってきます。
メンズ縮毛矯正を失敗したくない方は是非お任せください!
弱酸性縮毛矯正後のホームケアには、ENORE 弱酸性シャンプーがおすすめです。
マイルドな洗浄成分+羽毛ケラチンなど髪に必要な成分で、まとまりのある髪になりますよ。
あえて緩めにかける
そもそも、癖が真っ直ぐにならなくても扱いやすくなればいい、ボリュームが落ちれば…
という場合はあえて緩めにかけるのも一つの方法です!
ピンピンになってしまったらどうすればいいのか。
解決策はありません。縮毛矯正は短いほどピンピンになりやすく、メンズの縮毛矯正はほとんどが短い為に
慣れていない美容師さんが施術するとピンピンになってしまいます。
ピンピンになってしまった縮毛矯正をナチュラルにするのはほぼ不可能です。
可能性がなくはないのですがかなり難しくダメージのリスクや施術しても全く変わらない可能性もある為殆どの方はピンピンを治す事にはチャレンジしません。
とにかく近くにある美容室だからという理由で何となくお店選びをしない事です。
うまくいっていたのにお店を変えたりするのもNGです。一度の失敗で1年程はピンピン髪が残る場合もありますのでお店選びはご注意下さい。
ストレートパーマの方が自然になる!?
たまにメンズのお客様でストレートパーマの方が自然に真っ直ぐになるかもと迷ったと仰る方もいるのでストレートパーマと縮毛矯正の違いを説明させて頂きます。
ストレートパーマと縮毛矯正の違い。
縮毛矯正は最初に髪の結合を切る薬剤を塗って流した後、アイロンをして真っ直ぐにした状態で結合を再結合させます。
ストレートパーマは最初の髪の結合を切る薬を塗って流した後すぐ結合を再結合させますので癖が伸びませんし、ボリュームもそんなに落ちません。
ストレートパーマは工程にアイロンがないので癖を伸ばしたいボリュームを落としたいという方がやってしまうと失敗になってしまいます。
パーマを落とす場合にのみ使うものと思って頂ければ大丈夫です!
メンズ縮毛矯正を失敗しない為の頻度とは?
メンズの縮毛矯正は頻度がとても大切です。
髪が短ければ短いほど縮毛矯正の持ちは悪くなります。
縮毛矯正の持ちとは髪の長さに対して伸びてきた縮毛矯正がかかっていない部分がどれくらいの割合を占めるかとクセの強さで持ちが変わってきます。
それによって気になる頻度が変わってきます。
メンズのお客様は3.4ヶ月に一回が一番多く、それ以上期間を空ける方は殆どいません。
髪が短い為、殆どの方はこれくらいの周期になります。
メンズ縮毛矯正はどれくらいの長さからかけられる?
メンズの縮毛矯正はある程度長くないとかけられません。
サロンによってですがミニアイロンという小さいアイロンがあれば5センチ程度あればかけることは可能です。ただ、普通のアイロンしかない美容室だと難しいので髪が短い人はサロンに電話などして確認してみて下さい。
ただ、かけるにしてもかなり持ちが悪くなってしまうのでベリーショートよりはショート寄りの長さがある方がお勧めです。
メンズ縮毛矯正は誰でもナチュラルに出来るのか
答えはNOです!
ナチュラルに失敗なくかけるにはある程度の条件があります。
出来ない可能性が高いパターンとしては
・既に縮毛矯正がピンピンにかかっている。
・癖が凄く強い。
この状態に該当する場合はナチュラルにかけられない可能性が高いです。
癖がそんなになくてもかけて良いのか?
メンズは髪が短い分髪質によってはボリュームが出やすく収まりが悪い事があるので、
癖がない方でも縮毛矯正をかける方は沢山いらっしゃいますし、
お悩みは本人にしか分かりませんので必要なさそうだからと断る事はありませんのでご安心ください^_^
Q &A
Q.この前初めて縮毛矯正をやってしまって失敗した男です。毛先が針のようにピンピンになってしまって傘のようになってしまいました。あまりにショックで違う所で縮毛矯正をかけたいのですが次回、違う所でまた全体を縮毛矯正かけてピンピンを元に戻せませんか?
A.縮毛矯正は一度かけると元に戻したりもう一度かけ直して形を変える事がかなり難しくなります。特にピンピンになってしまっているという事は、かなり強くかかっているという事なので、殆どの場合は出来ないです。また、一度強くかけた部分をもう一度縮毛矯正をかけ直す事もかなりのダメージになりますので、最悪チリチリになってしまうのでお勧め出来ません×
Q.1週間前縮毛矯正をかけたら物凄くぺったんこになってしまいました。メンズの縮毛矯正でぺったんこになってしまうのはどんな時なのでしょうか??
A.ぺったんこになってしまう時は、様々な事が原因になってしまう事があるので、一概には言えませんが、薬剤が強過ぎた、アイロンのプレスやテンションが強過ぎた、根本から薬剤を塗ってしまった、などが考えられます。ナチュラルにふんわりかけるには、髪質に合った適正な薬剤の選定とタイム設定、テンションやプレスが強過ぎないナチュラルなアイロン、根本の適切な塗布幅などが必要になるのでかなり難しく繊細な技術になります。ナチュラルにかけたい時は是非ご相談下さい!
Q.高二男です。初めて縮毛矯正をかけようと思っているのですが、縮毛矯正とストパーはどちらが良いのでしょうか?ピンピンぺたんこになるのが怖くてどちらにしようか迷っています。
A.ストレートパーマはパーマ落とし、縮毛矯正は癖を伸ばすものです!今パーマをかけていてそれを落としたいなどがなければ縮毛矯正が良いです!ただ、縮毛矯正はナチュラルにかけられる人はかなり少ないので美容師さん選びは慎重にならないといけません。一度ぺたんこツンツンになるともう戻せないのでしっかりと事前に調べてからにしましょう!
Q.先日、縮毛矯正をかけたら毛先が縮れてバサバサになってしまいました。直ぐに治してほしいのですが、無理だと言われてしまい他のサロンに行くか迷っています。どうすれば良いでしょうか??
A.髪は死滅細胞と呼ばれ一度ダメージを受けたら2度と回復する事はありません。なんとか良く見せる事はできるかも知れませんが、一度バサバサやチリチリになった髪を綺麗に見せられる人は殆どいないので難しいです。
弱酸性縮毛矯正のbefore after
弱酸性縮毛矯正のbefore after①
癖で纏まらず困ってご来店頂いたお客様。癖をいかしてスタイリングしていたけどやはりセンターパートやストレートスタイルがしたくなって縮毛矯正をかけようとしたけどピンピンになるのは嫌だったのでブログを見てきてくださったとの事。弱酸性縮毛矯正でナチュラルに縮毛矯正をかけました。あまりしっかりかけてしまうと分けたり出来なくなるのでこれくらいの感じが◎
弱酸性縮毛矯正before after②
癖自体はあまり強くないけどボワっとした癖で広がって理想の髪型にならなくてご来店頂いたお客様。髪の状態はカラーリングのみでそこまでダメージはない状態。ナチュラルに流せるように縮毛矯正をかけました。アイロン要らずでスタイリングも楽になったと喜んで頂けました♪
弱酸性縮毛矯正のbefore after③
癖が強くグルグルの癖が出てまとまらないお客様。髪の状態はセルフカラーなどを繰り返していて少しリスクのある状態。ピンピンになるくらいならアイロンで真っ直ぐにしたいとの事だったのでナチュラルに縮毛矯正をかけました。
実際の口コミ
↑↑ダメージのある髪も縮毛矯正で綺麗なる事もありますので諦めずにご相談下さい!
↑↑弱酸性縮毛矯正でご来店頂いたお客様の口コミです。短く切ると急に癖が出て来る事もあるので縮毛矯正で纏まりやすくするのもお勧めです。
↑↑ブリーチ毛だけど髪質改善縮毛矯正をしたいとご来店頂いたお客様の口コミです。お客様一人一人のご要望に合った最善の提案をさせて頂きますが無理に縮毛矯正を勧めたりという事はないのご安心下さい!
まとめ
今回のブログをまとめると、
・メンズの縮毛矯正の失敗はピンピンになる事。
・メンズ縮毛矯正に失敗しない為には薬剤とアイロンのバランスが大切
・誰でもどんな状態でもナチュラルにかけられる訳ではない
・癖がそんなになくても扱いやすくする為に縮毛矯正をかけても良い◎
このブログを読んで縮毛矯正かけたいなと思った方や、自分はどうするのが一番良いのか分からないから相談したい方、是非ご予約ください!