縮毛矯正だけじゃない!湿度が高い時期「うねる」「広がる」髪に効果的なメニュー4選
2023/04/28こんにちは!縮毛矯正と髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
今日はこれから本格化する「梅雨時期」にうねり、、、広がる、、、髪を
綺麗に維持するためにおすすめのメニューを4つ!
ご紹介していきたいと思います。
髪がうねったり、広がったりするとまず思い出す解決策は「縮毛矯正」だと思いますが、その他の優秀なメニューを施術した方がいい場合もあるんです!
なのでまずは、梅雨時期に髪がまとまらなくなる原因を知る事でその理由が分かりますので、そこから簡単に話していきますね!
是非最後までご覧ください!
目次
湿気が多い日髪が「うねる」「広がる」のは何故?
湿度が高い梅雨時期、、、
「くせ毛が酷くなって全然まとまらない」
「いつもは気にならないのに梅雨時期だけ髪のうねりや広がりが気になる」
などこれからの時期は髪の「うねり」「広がり」でのお悩み相談が美容院では激増します。
いつもだったらすぐに終わるスタイリングも朝の忙しい時に時間がかかってしまうし、頑張ってスタイリングしたのに午後には髪が爆発するし、、。困りものですよね。
なんでこんな事が起きてしまうのでしょうか?
湿気が多い日、雨の日に髪がうねるのは「空気中の水分」が原因
湿気が多く湿度の高い梅雨時期や雨の日に髪がいつも以上にうねったり、広がったりしてしまうの
「空気中の水分」が原因です。
湿度が高い=空気中の水分が多いと髪が水分をたくさん吸ってしまいます。それにより髪の中の水分のバランスが崩れ、うねったり広がったりしてしまうんです。
くせ毛・直毛関係なく湿気に弱い髪がある!
でも実は人間の髪全てが、たくさん空気中の水分を吸ってしまう訳ではありません。
ご家族や友人の髪を見て貰えばわかると思うのですが
湿度が高いと「髪が凄くうねったり広がったりする」髪
と
湿度が高くても「天気が良い日と状態が変わらない」髪
があるんです!そして実はそれは「くせ毛」か「直毛」かは関係ありません!!
✅湿度が高いと「うねり」「広がり」が出てしまう髪
湿度が高い梅雨時期や雨の日に髪がまとまらなくなってしまう髪は「吸水毛」と呼ばれる空気中の水分を吸いやすい髪です。例えば
・髪内部がダメージしている
(髪の中の栄養分が抜けてスカスカなため、そこに水分が入りやすい。またダメージでキューティクルも傷んでいるので、水分がさらに入り込みやすい。水分が出入りしやすいので冬場は逆に乾燥しやすい。)
・猫っ毛や軟毛など柔らかい髪質
(猫っ毛や軟毛の髪はキューティクルが開きやすく、水分を吸ってしまいやすい。しかもキューティクルの防御力が元々弱い傾向があるので、ダメージもしやすい。)
このような特徴があります。つまり、元々直毛だったとしても度重なるヘアカラーなどのダメージによって髪がうねってしまいやすくなるんですね。
✅湿度が高くても状態が変わらない髪
髪の状態がどんなお天気でも変わりにくい髪は「撥水毛(はっすいもう)」と呼ばれる水を弾きやすい髪です。
・剛毛、硬い髪質
(キューティクルが強く開きにくいので、髪内部に空気中の水分が侵入しにくい)
・カラーやパーマがかかりにくい髪
(髪が細い方でもカラーやパーマがかかりにくい髪はキューティクルの防御力が強いので湿度の影響を受けづらいです!)
・ダメージが少ない、健康毛
(ダメージすればするほど髪は吸水毛になっていきます。つまりダメージの少ない元気な髪は、キューティクルも良い状態ですし、髪内部も栄養分で満たされているので、空気中の水分を吸いにくいです。)
なので、くせ毛さんでも髪のダメージが少なかったり、髪質が強い剛毛タイプだと梅雨時期でもくせ毛の出方はあまり変わりません。
髪の状態を考えず「とりあえず縮毛矯正」は失敗の原因に、、。
このように湿度が高い梅雨時期に髪のうねりや広がりが酷くなるからといっても、髪の状態や髪質は一人一人違います。なので、うねりが気になるからと「とりあえず縮毛矯正」をしてしまうと失敗してしまう可能性がとても高い!!
特にダメージによって髪がまとまらなくなっている時に縮毛矯正をしてしまうと余計に髪をダメージさせて酷くなってしまったり、いつも縮毛矯正をかけていないのに迂闊に縮毛矯正をしてしまい、その後数年間パーマやブリーチが出来なくなってしまった、、。
なんて失敗も起きやすいです。
湿気対策は髪の状態に合わせてメニューを選ぶべき!
つまり梅雨時期に向けて湿気対策をする時は「髪の状態に合わせたメニュー」を髪に施さなければなりません!!
それに縮毛矯正以外にも優秀な湿気対策メニューはあります。自分の髪にぴったりの施術を施す事で、梅雨真っ只中も梅雨が終わった後も綺麗で扱いやすい髪作りに繋がりますよ!
【髪の状態別】「湿気の多い日も綺麗な髪を作る」おすすめメニュー4選
ここからは髪の状態に合わせたエノアおすすめの湿気対策メニューをそれぞれご紹介していきますね!
パターン①「シンプルにくせ毛」
シンプルに「くせ毛」で梅雨時期はさらにまとまらなくなってお困りの方は
『弱酸性縮毛矯正』
での湿気対策がおすすめです。こちらの弱酸性縮毛矯正は「自然な仕上がり」で「髪に優しく(ダメージレス)」くせ毛をしっかりと伸ばすことが出来るのが大きな魅力です。
自然で柔らかな仕上がりは従来の縮毛矯正の針金の様な仕上がりとは違い、印象良くおしゃれに仕上がりますし、髪へのダメージを最小限に抑える事で縮毛矯正をして時間が経った時に「今度はダメージで毛先がうねる。広がる。」といったトラブルを防ぎ綺麗なストレートヘアを長持ちさせることが出来ます!
また縮毛矯正中に「高濃度ケラチン」「アミノ酸系保湿成分」などを使い髪を徹底的にダメージケア出来るので、髪の中の栄養分のバランスを整え湿気に動じないよう髪を整えることが出来ます!
⇩実際の仕上がり
⇩詳しい「弱酸性縮毛矯正」の解説についてはこちら
パターン②「直毛or弱いくせ毛(うねりも見られるハイダメージタイプ)」
元々直毛なのに「うねり」「広がり」が見られるハイダメージな髪や、普段は縮毛矯正しないんだけどダメージで梅雨時期だけうねりが酷くなるくせ毛さんは
『弱酸性酸熱トリートメント(TRホームケア)』
がおすすめです!
弱酸性酸熱トリートメントはくせ毛を伸ばす効果はなく、あくまでも「落ち着ける」「まとまりやすくなる」といった効果ですが、ハイダメージでうねりが強く出てしまっている部分に大きな効果が期待できます。
髪内部に新しい「イミン結合」という結合を作り出す事で髪内部を整え、脆くなっている髪を補強+髪質コントロールをしていく最先端のトリートメントです。
トリートメントなので施術した部分は今後パーマやブリーチなども出来るため、縮毛矯正の様に梅雨時期が終わった後のヘアスタイルの邪魔をすることもありません。一時的に髪を落ち着かせたい方にぴったりのメニューなんです!
⇩実際の仕上がり
⇩酸熱トリートメントとエノアの「弱酸性酸熱トリートメント」についての解説はこちら
パターン③「くせ毛+毛先のハイダメージ」
縮毛矯正を続けている方でくせ毛だけが原因という訳ではなく、毛先のハイダメージによって1度縮毛矯正をした毛先の髪のうねりや広がりも酷い場合は
『弱酸性縮毛矯正+弱酸性酸熱トリートメント(TRホームケア付き)』
で髪を伸ばしつつ、髪内部からしっかり補強してあげましょう。
こちらは先程ご紹介した弱酸性縮毛矯正を根元のくせ毛部分に施し、「縮毛矯正経験のある」もしくは「ブリーチなどでハイダメージ」な毛先の部分は『弱酸性酸熱トリートメント』でしっかりと髪内部にトリートメント成分を補給していくメニューになります。
髪内部が補強される事で湿度の影響も出にくくなり、かなり髪が扱いやすくなりますよ!
※髪を伸ばしたい方は「ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント(TRホームケア付き)」もおすすめです。今ご紹介したメニュー内容にプラス「髪質改善トリートメント」を施し、髪の老廃物除去とさらなる栄養補給を行なっていきます。髪を徹底ケアする事で、ダメージ毛でも髪が伸ばせるようにお手伝いさせていただきます。
⇩実際の仕上がり
⇩詳しい「弱酸性縮毛矯正+弱酸性」の解説についてはこちら
パターン④「直毛or弱いくせ毛(毛先のパサつき、広がりがいつもより気になる軽ダメージタイプ)」
うねりは見られなかったり、そこまで酷くないけど毛先がいつもより広がって扱いづらいと感じる方は
『髪質改善トリートメント(TRホームケア付き)』
のメニューが一押しです!
そこまでダメージが深刻なタイプではないので、「しっかりと髪への潤い補給と栄養補給」ができ、髪内部に長い期間定着するエノアの髪質改善トリートメントでケアしてあげるだけで、かなり梅雨時期も綺麗な髪をキープしやすくなります!
また、こちらは髪のダメージの原因の1つ「残留オキシ」「残留アルカリ」、髪のエイジングの原因の1つ「活性酸素」を除去し髪のデトックスも出来るシステムトリートメントです。美容院でカラーなどをすると施術中のダメージはもちろん、美容院から帰った後もこれらの不純物が髪のダメージを進行させてしまいます。しっかりと取り除いてあげる事で、美容院後もダメージのしにくい髪づくりが出来るのが大きな魅力です!
⇩実際の仕上がり
⇩髪質改善トリートメントについての詳細はこちら
髪質改善が得意な美容師さんと話し合ってメニューを決めましょう!
ここまで髪の状態別に湿気対策におすすめのメニューをご紹介しましたが、人それぞれ髪の状態や希望は大きく変わってくるので多少おすすめするメニューが変わってくることもあります。
なので最終的には髪質改善が得意な美容師さんに自分の髪の状態を直接見てもらい、話し合いながら自分の髪にぴったりのメニューを提案してもらい決めていきましょう!
髪質改善の得意なエノアスタッフにも良かったらご相談くださいね!
ホームケアも大切なのを忘れずに!
ここまで湿度が高い時期におすすめのエノアの美容院メニューをご紹介させていただきましたが、ホームケアも綺麗な髪を維持するのにすごく大切なのを忘れないでくださいね!
普段から髪内部にしっかり「毛髪補修成分(タンパク質など)」「潤い」補給をする事で湿気が多い日も空気中の水分を吸いにくくなり、メニューで綺麗になった髪をしっかり維持しやすくなります。
しっかりと髪の内部補修効果が高く、保湿も出来る。そして髪を傷めない優しいホームケアアイテムでケアしていきましょう!
⇩おすすめホームケアはこちらでご紹介中です。
エノア初来店!のお客様から相談いただいた質問集
Q1「縮毛矯正したのに髪にうねりが残っています。」
縮毛矯正をして数日なのに、クセが残っている場合。1度濡らして乾かしてもうねりが見られる様でしたら縮毛矯正がちゃんとかかっていない可能性があります。そういった場合はすぐに縮毛矯正をかけてくれた美容師さんに連絡して髪の状態を見てもらいましょう。期間内で、縮毛矯正がかかっていないと確定した場合、無料でのお直し対応や返金での対応をしてくれる美容院がほとんどです。
お直しや返金対応は期間が決まっていますので(エノアでは1週間)気になったらすぐに連絡して美容師さんに相談しましょう。
もしエノアで対応するとなるとどんな薬剤で縮毛矯正したのか?などが分からないので、これからしっかり髪の状態を見ていきますね!それから「縮毛矯正にチャレンジするのか?」「弱酸性酸熱トリートメントをするのか?」など決めていきましょう!
Q2「縮毛矯正したら髪は真っ直ぐになったけど、今度はダメージでうねる様になってしまった、、。」
縮毛矯正は美容院メニューで1、2を争うほど髪をダメージさせてしまうメニューです。なので、ただ何も考えずアルカリ性の一般的な縮毛矯正をしてしまうと髪が大ダメージ、、。ダメージが大きいほど、その後ダメージしやすくなり綺麗な状態を維持出来ません。
ですが、最近では薬剤や技術の進化により、「ダメージレスな縮毛矯正」が出来る美容院もありますので、次回から縮毛矯正をする時は必ず!髪に優しくダメージを抑えられる縮毛矯正が出来る美容院さんにお願いしましょう。
(ちなみにエノアの弱酸性縮毛矯正もダメージレスな縮毛矯正の1つです!)
もうダメージしてしまった部分に関しては弱酸性酸熱トリートメントで髪の内部補強をして、髪が落ち着く様にするのが今の髪の状態だとベストです!
Q3「雨の日に縮毛矯正しても大丈夫?」
雨の日に縮毛矯正しても仕上がりや持ちに問題はありません!なので今日は雨が降っていますが安心してくださいね!
Q4「梅雨に向けて縮毛矯正するならいつがおすすめですか?」
梅雨が本格化する5月中(出来れば4月〜5月中旬の間)に縮毛矯正をするのがおすすめです。梅雨時期に髪が扱いづらいストレスなく過ごせますし、本格化してからだと美容院が混んで予約が取りづらくなってしまうので!
Q5「縮毛矯正後のヘアアイロンや髪を結ぶのは何日後からOK?」
ヘアアイロンや髪を結ぶのは出来れば髪の状態が安定する(髪がとても痛みやすい時期を超える)「1週間後くらい」からがおすすめです。
髪を結ぶのに関しては1〜2日後からでも構いませんが、髪を痛めないように縮毛矯正した髪は「バナナクリップ」「シュシュ」「幅広のゴム(髪との摩擦が起きにくい)」でふんわり優しくまとめましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
湿度の高い梅雨時期に髪の「うねり」「広がり」を抑えて快適に過ごすためには
髪の状態に合わせた方法で湿気対策をする!
のがとっても大切です。もちろん縮毛矯正はそんな時多くの方の髪のお悩みを解消するメインのメニューになりますが、別のメニューの方が髪にあっている方もいらっしゃいます。なので、その事をしっかりと理解していただけると失敗するリスクも減り安心です!
湿気対策をするなら、是非髪質改善が得意で「いろんなメニューの知識が豊富」「毛髪診断力の高い」美容師さんにお願いして髪を綺麗にしてもらってくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆さんの髪が綺麗になるきっかけになれば嬉しいです!