「縮毛矯正失敗したらどうする?」5つの失敗例と対処方法
2023/02/28こんにちは!髪質改善と縮毛矯正の得意な美容院ENORE(エノア)です。
本日は「縮毛矯正の失敗」についてお話ししていきます!
・縮毛矯正に多い5つの失敗例と対処法
・縮毛矯正のお直しと返金対応について
・縮毛矯正の失敗する確率を減らす3つのポイント
・縮毛矯正についての質問
について順にご紹介していきます。
「失敗してしまいどうしようか悩んでいる方」
「縮毛矯正をこれからかけるので失敗したくない方」
は是非チェックしてみてください!
(お時間のない方は目次の気になる項目をクリックすると、読みたいところだけ読むことが出来ます!)
目次
縮毛矯正5つの失敗例と対処法
①「縮毛矯正したら髪がチリチリになった、、。」
このようにチリチリになってしまった髪は「ビビリ毛」と呼ばれていて
「過度なダメージ」
によるもの。過度にダメージしてしまう原因は色々ありますが
・髪の状態に対して薬剤のパワーが強すぎた。薬剤の放置時間が長すぎた。
・ストレートアイロンをあてる時に髪がちゃんと乾いてなかった。
・2つ目の薬剤の時間を置き過ぎた。
・髪が元々かなりダメージしているところに、縮毛矯正をしてしまった。
などが主な原因です。
【髪がチリチリしている時の対処法】
チリチリになってしまった場合の対処法は主に3つ!
1、チリチリになってしまった部分を切る
2、トリートメントで綺麗に見せ、扱いやすくする
3、縮毛矯正をかけ無理やり伸ばす
(こちらはさらに髪にダメージしてしまうので、あまりおすすめしません)
などがあります。過度にダメージした髪はダメージが進行しやすいですし、1番おすすめなのは
「ダメージが強い部分をカットし、トリートメントで髪の見た目や手触りをアップさせる」
対処方法!定期的にメンテナンスカットとトリートメントをし、新しく生えてきた根元の髪はダメージを抑えた縮毛矯正で綺麗に伸ばしていきます。これを続ける事で徐々に綺麗な部分を増やしていき、最終的にチリチリになった部分を無くしていくのがベストです!
②「縮毛矯正したのに髪がうねる。」
縮毛矯正したのに髪がうねっている場合
・薬剤設定が髪質や状態に合っていなかった。
・ストレートアイロンのあて方が不十分だった。
のが主な原因だと考えられます。
【髪がうねっている時の対処法】
髪がうねっている時は
「お直しでもう1度縮毛矯正をかけてもらう」
事が事例として多い対処法です。また、お直してもらう時は出来るだけ縮毛矯正をしてもらった美容師さんにお願いしてくださいね。失敗はしてしまっても1度は縮毛矯正をかけているので、その分髪の状態を把握してくれているため、精度の高いお直しが出来るはずです。それに同じ失敗を繰り返さないためにも「何故失敗してしまったのか?」原因をはっきりさせる事も大切です。
*セルフ縮毛矯正をして失敗してしまっている場合は、クセが伸びてないのに髪が大きくダメージしてしまっている事が多く、縮毛矯正を美容院でかけられない場合が多いので注意が必要です。
*産毛などの細い髪の毛やダメージしている髪は、縮毛矯正をして真っ直ぐになった状態を保つする程の体力がなく、縮毛矯正がかかりにくい場合もあります。もし、いつも産毛部分がかからないなどお悩みがありましたら、カウンセリング時に美容師さんに相談したり、髪がダメージしないように日頃から髪を痛めないように気をつけてあげましょう。
③「不自然な仕上がりになってしまった、、。」
縮毛矯正を自然に仕上げるのは元々かなりの技術力が必要で、難易度が高い!その為、針金のように不自然な仕上がりになってしまった、、。なんて失敗も多いです。
この失敗は
・薬剤設定が強すぎた。
・ストレートアイロンのあて方が良くなかった。
に問題がある事が考えられますが、薬剤に原因がある事がほとんどです。
【不自然な仕上がりになってしまった時の対処法】
不自然な仕上がりになってしまった場合は
「ストレートアイロンやカールアイロンで毛先に丸みを付ける」
方法で対応していきましょう。また、次回から同じ失敗をしないために出来るだけ自然な仕上がりになる「弱酸性縮毛矯正」をしたり、元々クセがあまり強くない方は「弱酸性酸熱トリートメント」などメニューを変えてみるのもおすすめです!
↓弱酸性縮毛矯正とは
↓弱酸性酸熱トリートメントとは
④「毛先のダメージが気になる。髪が広がるようになってしまった、、。」
先ほど紹介したように「チリチリ」な髪にならなくても、ダメージによって
「毛先が広がる」
「手触りが悪くなる」
「髪が硬くなる」
「縮毛矯正をして数ヶ月後毛先の調子がどんどん悪くなる」
など髪のトラブルが起きてしまうことも、、。縮毛矯正する前からダメージしていた場合は、紫外線や乾燥、誤ったヘアケアなどが原因な事もありますが、縮毛矯正をかける前までは髪の調子が良かった場合、縮毛矯正をする時に
・薬剤が強すぎた。時間を置きすぎた。
・ストレートアイロンを髪に長時間あて過ぎたり、髪を潰してしまった。
・2つ目の薬剤の時間を置き過ぎた。
などの原因で髪に大きなダメージを与えてしまった可能性があります。
*どんなにダメージレスな縮毛矯正でも髪へのダメージは0ではありません。しかし「ダメージをどのくらい与えてしまったか?」によって髪の状態は大きく変わります。
【髪が広がる、髪が結構ダメージしてしまった時の対処法】
髪が広がるなどダメージを感じる時は
・美容院の集中ケアトリートメントで保湿&補修
・髪をこれ以上ダメージさせないようにホームケアなどに髪質改善を取り入れる
(また、次回から縮毛矯正はダメージレスなものでかけるようにしましょう!)
この2つを一緒に行っていくのがおすすめ!すでにダメージしてしまった部分はしっかり補修し、髪の広がりをまとまりやすく、手触りを良くしていき、それと同時に髪を傷ませないようにヘアケアしていくとどんどん髪の綺麗な部分が増えていきます。続けていくと、そのうち髪がダメージしている部分はカットで無くなっていきますので、毛先に集中ケアトリートメントしなくても良い状態を保つことが出来るようになります!
↓髪質改善とは
⑤【男性に多い失敗!】縮毛矯正したらぺったんこに。スタイリングしずらくなった、、。
男性に特に多い失敗として
「縮毛矯正をしたら髪がぺったんこになって、スタイリングがしにくくなった。」
というお悩みがあります。これは
・薬剤パワーの強い一般的な縮毛矯正で縮毛してしまった。
・全体に縮毛矯正をかけてしまった。
などが主な原因です。男性だけではなく女性でも特にボブヘアの方に多い失敗になります。
【髪がぺったんこになってしまった時の対処法】
髪がぺったんこになってしまった時の対処法としては
・ドライヤーをかける時に髪を下ろしたい方向とは逆に、根元をこすりながら髪をかき上げるように乾かす。
・ボブヘアの場合、分け目をジグザグに取り毛先をストレートアイロンで丸みをつける。
などスタイリング方法を工夫する事でぺったんこ具合は多少軽減されます。また縮毛矯正をする時次回からは
・自然な仕上がりになる縮毛矯正(弱酸性縮毛矯正)にする。
・部分縮毛矯正を活用する。
・クセが弱い方は縮毛矯正ではなく「弱酸性酸熱トリートメント」にしてみる。
などで対応してみても良いかもしれません!
↓部分縮毛矯正とは
↓男性におすすめの縮毛矯正記事
縮毛矯正のお直しと返金対応について
美容院によって違いますが、明らかに美容院側の失敗でお客様に残念な思いをさせてしまった場合は
・無料でのお直し対応
・縮毛矯正代の返金
で対応してくれる美容院さんが多いです!なので、もし縮毛矯正をした後に「あれ?」っと思った場合は縮毛矯正をかけてくれた美容師さんにまずは相談してみるのがおすすめですよ!
お直しはいつまで対応可能?
美容院さんによってお直しや返金対応が可能な期間は多少変わってきますが、大体が「縮毛矯正をしてから1週間前後」の美容院さんが多いです!なので気になることがあったらすぐに美容院さんに電話予約をして、髪の状態を見てもらうようにしましょう!
*期間が決まっているのは「美容院での施術による失敗か?」「日常のダメージによる失敗によるものか?」しっかりと判断出来るようにするためです。縮毛矯正をしてから数週間、1ヶ月も経ってしまっていると日常生活中のダメージやヘアケアの仕方で髪の状態が大きく変わってしまうので、しっかりと判断できなくなってしまうんです。
実録!縮毛矯正「失敗→お直し」画像
縮毛矯正失敗してしまった、、。とエノアにご来店された髪がお直しでどのように実際変わったのか?実際の変化をご紹介いたします!
「髪がチリチリになった」
↓チリチリが酷い毛先をカット
↓トリートメントで手触りと見た目の改善
↓縮毛矯正をかけて力づくでお直し(あまりおすすめしていません)
「縮毛矯正したのにクセが伸びなかった」
「縮毛矯正したら髪がパサパサ広がる様になった」
↓トリートメントでまとまりと艶を
「真っ直ぐすぎて不自然+毛先がはねる」
↓ストレートアイロンで毛先に丸みを
縮毛矯正「失敗する確率を減らす!」3つのポイント
ここまでは失敗した時の対処方法についてお話しして来ましたが、そもそも出来る限り失敗する確率を減らす事。失敗しない事が大切ですよね!という事で次は「縮毛矯正で失敗しないために押さえるべきポイント」を3つご紹介していきます!
①縮毛矯正にこだわりがあり、施術数が多い美容院を探す。
材料費が安く済む薬剤を使い、ただ何となく縮毛矯正をしている美容院さんよりは
「しっかりと縮毛矯正にこだわりがあり、技術を高めている」
「オリジナルの薬剤などを開発している」
「最新の技術や美容の知識を取り入れている」
など、縮毛矯正にしっかりと向き合っていて、施術件数も多い美容院さんにお願いした方が絶対安心!人が施術するので100%失敗しないとは言い切れませんが、万が一失敗した場合でも確かな知識で「失敗した原因をしっかりと突き止め的確な対処と、次回からは同じ失敗を起こさないための対策」をして真摯に向き合ってくれますよ!
②縮毛矯正が得意な美容師さんにお願いする。
今はSNSやブログで全国各地の美容師さんが更新している、実際のお客様の「ビフォーアフター」写真を手軽に見る事が出来ますから、縮毛矯正が得意な美容師さん探しに活用しましょう!
また縮毛矯正が得意な美容師さんと言っても、美容師さん毎にさらに得意なジャンルと言うのがあります!実際に縮毛矯正が得意なエノアのスタッフでも
「特にメンズ縮毛矯正が得意なスタッフ」
「特にロングヘアの縮毛矯正が得意なスタッフ」
「特に縮毛矯正&カラーメニューが得意なスタッフ」
など様々ですから、自分のお悩みや髪の状態と相性が良い美容師さんを探してお願いすると、より失敗するリスクは軽減されますよ!
③カウンセリング時、「理想のヘアスタイル写真」を見せ「お悩みをしっかり伝える」!
縮毛矯正はシンプルに「クセを真っ直ぐ伸ばす」施術ですが、縮毛矯正の伸ばし方で仕上がりは大きく変わりさらにヘアスタイルにも影響します。なので例え縮毛矯正だけでも事前に調べておいて、「理想のヘアスタイル写真」を必ず美容師さんに見せるようにしましょう!
そうする事で美容師さんと「なりたいヘアスタイルのイメージ」が共有出来ますから「縮毛矯正したら何か仕上がりのイメージが違う、、。」という失敗のリスクを減らせます!
また、髪のお悩みはどんどん美容師さんに伝えてください!お客様のお悩みを聞くことで「髪が今どんな状態なのか?」「どう言った施術にリスクがあるのか?」「お客様がどうお悩みを改善したいのか?」など知ることが出来るので、より高いレベルの仕上がりを目指すことが出来ます!
「縮毛矯正について」の質問
Q1「縮毛矯正した後、髪は何日結ばない?」
縮毛矯正をした後「1〜2週間」は髪が不安定な状態なので、髪を結ぶのは注意が必要です!
また時間が経った、経ってないに関わらずキツく結びすぎると切れ毛などダメージの原因になってしまうので
「シュシュ」や「バナナクリップ」などでふんわりと結ぶようにしてあげましょう!
Q2「縮毛矯正は何歳まで大丈夫?」
縮毛矯正は「何歳まで」という制限はありませんし、60代以上の方でも縮毛矯正をしている方もいらっしゃいます。ただもし縮毛矯正卒業を考える頃合いをお伝えするなら
・髪の薄毛やボリュームの無さが気になってきた。
(縮毛矯正をするとトップがボリュームダウンするので)
・髪のエイジングによってかなりダメージしやすくなってきた。
などのお悩みが出て来たら、1度美容師さんに相談してみるのがおすすめ。
美容師さんに相談して縮毛矯正を止めてカットやトリートメントにシフトしたり、部分縮毛矯正にしてみたりといろんな提案やアドバイスを元にくせ毛との付き合い方を考えていきましょう!
Q3「縮毛矯正をしたら前髪はどうすればいい?」
前髪に縮毛矯正をかけた場合「自然な縮毛矯正」をかけても髪がサラサラになる分、縮毛矯正をかける前より斜めに流しにくくなると思います。なので、流す前髪を作りたい方はスタイリング時はストレートアイロンを使用して毛先に丸みをつけて仕上げてあげるのがおすすめです!
Q4「縮毛矯正の後カラーは何日後から?」
縮毛矯正をしてからヘアカラーをする場合
「1週間〜2週間」
の間でヘアカラーをするのがおすすめです。
縮毛矯正をする際にキューティクルがカラー剤に含まれるアルカリの刺激を受けるので、この位の期間を空けるのがおすすめ。また「弱酸性縮毛矯正」なら縮毛矯正と同時にヘアカラーをする事も出来ますので「1度にどっちもやりたい!」という方におすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?本日は縮毛矯正を失敗した場合の対処方法を中心にお話しさせていただきました。ただ、まずは失敗しないようにしていくのが一番大切ですので、失敗しないように
「縮毛矯正にこだわりがあり、施術数の多い美容院を探す。」
↓
「縮毛矯正が得意な美容院さんにお願いする。」
↓
「カウンセリング時に『理想のヘアスタイル写真』を見せて、髪のお悩みをしっかり伝える」
この3つのポイントを押さえて縮毛矯正をしてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました!
皆さんが頼れる美容師さんを見つけて、綺麗なストレートヘアを手に入れるきっかけにこの記事がなってくれると嬉しいです!