弱酸性縮毛矯正って何?90%の人は知らない向いてる人向いていない人。
2024/04/21こんにちは。縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)です。
先日、お客様が
『色々調べてたどり着いたんだけど、弱酸性縮毛矯正ってなんで髪に優しいの?』
と仰っていました。
何となく髪に良いというイメージだけで
他の縮毛矯正と何が違うのかわからない方も多いと思います。
なので今回のブログでは、弱酸性縮毛矯正とは何か?
何が普通の縮毛矯正とは違くて、
どんな人に向いていて、どんな人には向いていないのかなどを書いていこうと思います!
目次
そもそも弱酸性縮毛矯正って何?
PHについて
phとは水素イオン指数のことです。って言われてもさっぱりですよね。笑
小学生の頃、リトマス紙で測ったあれです!
髪の毛にとって一番健康な状態がph4.5~5.5と言われています。
このphが酸性に寄るほどキューティクルは閉じていき
アルカリに寄るほど開いていきます。
ph1では閉じすぎて硬くなり、ph 12では開きすぎてブヨブヨです。笑
極端な例ですが何となく伝わりましたでしょうか?
弱酸性縮毛矯正だと何が良いの?
弱酸性とはph3.0~6.0の範囲を指します。
その中でも先ほども書いたように4.5~5.5が髪の毛が一番健康な状態なのです。
弱酸性だと何が良いのかというと、
健康な状態のphと同じphでかける事で、髪の状態に合わせて負担を最小限にする事が可能なのです。
アルカリ性の縮毛矯正との違いは
かなり、ざっくりですがアルカリ性の薬剤は髪の形を変える力が強く負担が大きいことが多いのです。
ただ、弱酸性縮毛矯正の薬剤が髪に負担がないわけではありません。
薬だけで見たら髪の中の結合を切ってダメージを与えるという部分は全く同じです。
ただ、アルカリの力が必要な髪というのは実はあまり多くありません。
先程も書いたようにアルカリというのは髪のキューティクルを開きます。
この力があまり必要ではない髪に対して必要以上のアルカリが入った薬剤を使う、もしくは使い方を間違えるから
開く必要のないキューティクルが開いてしまい、髪の栄養が流失したり、開いたキューティクルが傷つき枝毛や切れ毛になり無駄に痛むのです。
1番大切なのは適材適所なのです。
髪の状態や髪質に合わせて薬を調合する事、
適正な毛髪診断をする事です。
何故、弱酸性縮毛矯正がないところも多いのか
材料費の話
弱酸性縮毛矯正の薬はシンプルに仕入れ値が高いのです。
縮毛矯正5千円などでやっていると仕入れ値が高すぎて施術料とつり合わず導入出来ない事があります。
使い方にコツが必要
ENOREではオープン当初から取り入れていますが、
弱酸性縮毛矯正は普通のアルカリ性の矯正とは違う事をしないといけない事もある為沢山の知識と経験が必要になります。
アイロンを入れる前の水分だったり、アイロンの入れ方だったり、普通に縮毛矯正をしていた人がいきなり弱酸性縮毛矯正をやってくれと言われても難しいのです。
弱酸性縮毛矯正の持ち
弱酸性縮毛矯正は優しい薬剤で持ちが悪いというイメージを持つ方も多くいらっしゃいますが、そんな事はありません。弱酸性縮毛矯正でもしっかり真っ直ぐにする事は可能ですし、一度髪が真っ直ぐになれば持ちは一緒です。
真っ直ぐになるという事はその分のダメージを髪は等しく受ける事になります。それが弱酸性縮毛矯正でも他の縮毛矯正でもそれは一緒です。等しくダメージを受けていれば持ちは一緒というのも納得出来ますよね。ただ、手触りや仕上がりの質感は柔らかくなりやすかったりします。
ただ、弱酸性縮毛矯正は扱いが難しくしっかり伸ばすのにコツがいるので上手く伸びていなくてそれを持ちが悪いと勘違いしてしまう場合は多々あります。弱酸性縮毛矯正を検討されている方はサロン選びを間違えるとなんとなく痛んでない感じがするけど持ちはあんまり良くない気がする程度の微妙な仕上がりになりやすいので是非私にお任せ下さい!
また縮毛矯正の持ちをよくするには、日頃のホームケアも大切です。
ENORE 弱酸性シャンプーは、髪に必要な成分がバランスよく配合され、もっちりツヤツヤに!
弱酸性縮毛矯正が向いている人
どんな人が弱酸性縮毛矯正が向いているのかと言うと
ざっくりですが、
・髪が硬く、太過ぎない人
・ハイトーン寄りのカラー毛の人
・癖が強過ぎない人
・濡らすと癖があまり出なくなる人
本当にざっくりですがこんなイメージです。
弱酸性縮毛矯正にもいろんなものがあり特にENOREオリジナルの弱酸性縮毛矯正がお勧めです!
ご予約は下のバナーから↓↓
PRICE
弱酸性縮毛矯正+カット 新規クーポン19800円(税込)
リピートのお客様24750円(税込)
ただ、強く言いたいのはケースバイケースだという事です。
髪が硬くてもハイトーンカラーを重ねていれば弱酸性縮毛矯正向きですし、
癖が強くてもブリーチをしていれば弱酸性縮毛矯正で施術した方が良いです。
癖が強くカラーもしてないけど髪質が細く軟毛の下の写真のような方は弱酸性縮毛矯正向きです。
では、どんな人が弱酸性縮毛矯正が向いていなくて、アルカリの力が必要なのかと言うと、
弱酸性縮毛矯正が向いていない、アルカリが必要な人
・毛の表面にザラつきがある人
・髪が硬く太いひと
・髪が強く、癖も強い人
Q &A
Q、弱酸性縮毛矯正にすれば傷まないの?
A、弱酸性縮毛矯正でも傷みます。ただ、アルカリの薬よりは負担を少なくダメージを最小限に抑える事は可能です!最低限のダメージに抑える為の薬剤の選定は経験と知識が必要になるのでお店選びが大切です♪
Q、自分に弱酸性縮毛矯正が向いているかが分かりません
A、お客様ご自身で判断するのは難しいので、一度縮毛矯正のメニューでご予約頂き、毛髪診断をさせて頂けましたら最適な薬剤で施術させて頂きます^_^ 殆どの方は弱酸性縮毛矯正で施術出来るのでご安心下さい。
弱酸性縮毛矯正のbefore after
弱酸性縮毛矯正before after①
癖が強くセンターパートにしたいけどまとまらなかったのでご来店頂いたお客様。カラーなどは何もしていない状態。ナチュラルに縮毛矯正を、かけないとまっすぐになっても流せなくなるので緩めに縮毛矯正をかけて念願のセンターパートに!
弱酸性縮毛矯正before after②
ショートにバッサリ切ったら癖が出てきて急にまとまらなくなってご来店頂いたお客様。ロングからバッサリ切ると前は気にならなかった癖が気になる事はよくあります。量もかなり梳くので余計癖が出やすくなります。ショートの縮毛矯正はかかり過ぎるとピンピンでダサくなってしまうのでナチュラルに丸みをつけながらかけました♪
弱酸性縮毛矯正before after③
前回の縮毛矯正でピンピンになってしまい悩んでご来店頂いたお客様。カラーは定期的にしているがダメージはそこまで強く出ていない状態。ただ、中の量が梳かれすぎているので縮毛矯正は若干かけにくくなっています。極力前回部分を触らず根本から中間にナチュラルな丸みをつけて縮毛矯正をかけました♪
実際の口コミ
↑↑今の時代の縮毛矯正はダメージは最小限に、艶々にする事が可能です!
↑↑傷んでいる部分も状態によっては何とかなる場合もございますのでお気軽にご相談下さい。
↑↑リスクのある施術を無理に勧めることはありませんのでご安心下さい。
まとめ
今回のブログで1番伝えたかった事は、
薬剤にも適材適所があり、それを実際に美容師さんに診てもらってから、
お客様お一人お一人の髪質に合わせた薬剤の選定をしてもらう事が大切だと言う事です。
縮毛矯正は本当にケースバイケースです。
ただ、弱酸性〜中性の縮毛矯正で伸ばせない髪というのはあまりないので、
悩んでいる方は是非絵の兄ご相談さください↓↓↓