縮毛矯正で自然な仕上がりにするための3つポイント
2021/09/08
縮毛矯正をかけて自然な仕上がりにするには?
なぜ不自然な仕上がりになってしまうのでしょうか。繰り返し縮毛矯正をかけてきた方、初めて縮毛矯正をかけて、思い通りにならなかった方、それぞれあると思います。縮毛矯正の仕上がりは薬剤の強さ、髪質、施術履歴、アイロンなどの熱とのバランスにあります。
自然な仕上がりにするにはそれらのバランスを調整していく必要があります。
美容師歴18年 鈴木が自然な仕上がりの縮毛矯正について詳しく書かせて頂きます。

自然な仕上がりの縮毛矯正をかけるにはどんな薬剤を使うかが大事
お客様からよくある、毛先をピンピンにしたくない、自然な仕上がりにしたい、根本のボリュームを残したい、これらに共通して言えるのは、まず第一に薬剤のパワーを調整すること。
クセがあまり強くなく、毛が細い方だと簡単にまっすぐになり過ぎてしまいます。
薬剤のパワーはメーカー様々。つまり美容室によって全く異なります。
たくさんの種類の薬剤を取り揃え、お客様に合わせてオリジナルで作り、調整している美容室、美容師もあれば、2〜3種類(強、中、弱のような)の中でしか選択肢が無い美容室もあります。
それが一概にダメだと言うことではないのですが、
出来ることなら髪の状態に合わせて薬を調整してくれる美容室の方が良いでしょう。
髪は根本〜毛先、生えてる場所によっても顔周り、表面、内側、えりあし、と状態が違います。
それらを見て判断して薬剤を選び、塗り方や時間まで変えて調整していきます。
そういった細かい配慮があって縮毛矯正をしていくので、専門のお店でやってもらうのが一番良いでしょう。
特にENOREでは中性から弱酸性の薬剤を使っていきます。髪のPHが弱酸性、それに近いお薬を使うことで髪への負担を減らし、より自然なストレートへ近づけていきます。



アイロンで調整
自然な仕上がりにするには薬だけでなく、アイロンでも調整していきます。
それは髪質や状態に合わせた薬剤と、アイロンの入れ具合で仕上がりが変わってくるからです。
アイロンの熱の温度とどれくらいの時間髪に熱を当てているか、アイロンの角度など、ゆってしまえば様々です。
薬剤が強めで、アイロンもピンピンに入れていると毛先もそういった仕上がりになりやすいです。
全てはバランスなのですが、丸みのあるアイロンと強過ぎない薬剤が自然な仕上がりの縮毛矯正には必要になってきます。

部分矯正も
自然な仕上がりの縮毛矯正に必要なのは、トップ、表面がペタッとなり過ぎないこと、中間を伸ばし過ぎないこと、毛先がまっすぐ過ぎないこと、この3点をクリア出来れば自然な仕上がりになってきます。
そのために部分矯正という選択肢もあります。
クセが前髪や顔まわりだけ気になる方、前髪と表面だけ気になる方、そういった方は縮毛矯正をかける範囲を少なくすることでより自然な仕上がりになってきます。
必要なところだけに縮毛矯正をかける、部分縮毛矯正、時間やコストも下げれるので全体のクセが気にならない方は相談してみると良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自然な縮毛矯正をするためには髪に近い弱酸性〜中性の薬剤を使い、時間とアイロンを調整して縮毛矯正をかける。または部分矯正で気になるところをストレートにして馴染ませる。
縮毛矯正は非常に繊細な技術ですので経験豊富な美容室、美容師さんにお願いするか、髪のことをよく分かってくれている美容師さんにお願いするのが良いと思います。

参考にして頂ければ幸いです。
ENORE柏 鈴木英之

【price】
弱酸性縮毛矯正<カットなし> 15000円
酸熱トリートメント<カットなし> 15000円
ハイダメージ毛対応縮毛矯正<カットなし> 22000円
縮毛矯正+弱酸性酸熱トリートメント<カットなし> 22000円