縮毛矯正でショートヘアはできる?失敗しないショートヘアの作り方とおすすめスタイルを美容師が解説

2026/09/16
縮毛矯正でショートヘアはできる?失敗しないショートヘアの作り方とおすすめスタイルを美容師が解説

こんにちは!ENORE東京店スタイリストの礒部紫音です♪

・ショートにしたいけど、くせ毛だからできるかわからない

・縮毛矯正をかけたら、ぺたんこになったり毛先がまっすぐすぎるか不安

・ショートに縮毛矯正をするのはもったいないって聞いたけど本当?

といったお悩みはありませんか?

ショートヘアは髪が短い分、根元のボリュームや毛先の動き、襟足などの変化がそのままシルエットに出やすい髪型です。

そのため、ロングと同じ感覚で髪全体を真っ直ぐにするだけでは、ぺたんこになったり、毛先が不自然に真っ直ぐになったりすることがあります。

大切なのは、クセを伸ばすことだけではなく、「どんなショートにしたいか」を基準に縮毛矯正とカットを考えることです。

今回は縮毛矯正をかけていてもショートヘアはできるのか、どんなことに気をつけたらいいのかなど、出てきやすいお悩みを解決できるよう縮毛矯正専門美容師がわかりやすく解説します!

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目次

縮毛矯正はショートでもできる?

ショートヘアでも縮毛矯正はできます。

実際にショートヘアの縮毛矯正を扱っている美容室では、ショートやショートボブを対象にしたメニューが多く見られます

ただし、ショートヘアはロングよりも髪の動きが目立ちやすいため、施術の目的を全部真っ直ぐにすることにしないことが重要です。

たとえば、髪の表面のうねりは抑えながら、トップには自然なボリュームを残すという考え方もできます。

また、顔まわりだけくせが強い場合は、全体に縮毛矯正をかけず、前髪や顔まわりなど必要な部分だけ施術する方法もあります。

ショートに縮毛矯正をかけるメリット

ショートに縮毛矯正をかけるメリットは、クセやうねりによって崩れやすいシルエットを整えやすくなることと、頭のボリュームが気になる場合は大幅に抑えることが可能なところです。

特に、

・湿気で髪が膨らむ

・髪の表面がうねる

・毛量が多くて広がる

・朝アイロンをしてもすぐクセが戻る

という方には、縮毛矯正をかける必要があります。

髪が短いとクセによるボリュームがそのまま横に広がってしまうことがあり、頭が大きく見えたり、毛量が多く感じてしまったりすることがあります。

縮毛矯正で不要な膨らみを抑えることで、ショートヘアらしいコンパクトなシルエットを作りやすくなります。

ショートヘアに縮毛矯正をかけると「もったいない」と言われる理由

ショートヘアに縮毛矯正はもったいないという意見があるのは、ショートヘアでは髪の長さが短いため、縮毛矯正によって出るストレート感が目立ちやすいからです。

また、くせを伸ばしすぎると、うねりやボリュームによるお悩みは解消できますが、その代わりショートヘアに必要な自然な丸みや動きがなくなることがあります。

特にトップや前髪まで真っ直ぐにしすぎると、頭の形が平面的に見えることがあります。

そのため、くせを伸ばすことだけを優先するなら、ショートヘアとの相性が悪く感じるケースがあります。

一方で、クセや広がりが強く、ショートヘアにすると髪が膨らんでしまう方にとっては、縮毛矯正によって扱いやすくなるメリットがあります。

つまり、ショートヘアに縮毛矯正が単にもったいないのではなく、髪質と仕上がりに合わない縮毛矯正をすることがもったいないと考えるのが自然です。

ショートヘアに縮毛矯正が向いている人・向いていない人

縮毛矯正が向いているのは、先ほどもお伝えしたとおり、くせやうねり、広がりを抑えたい方です。

特に、ストレートアイロンを毎朝使っている人や、湿気によって髪型が崩れやすい人はメリットを感じやすいと思います!

反対に、くせを活かしたショートヘアにしたい人や、パーマのような動きを残したい人は、縮毛矯正をしない方が理想に近づきます。

ショートだから縮毛矯正をする」「ショートだから縮毛矯正をしない」と決めるのではなく、髪質と理想の髪型を基準に判断することが大切です。

縮毛矯正×ショートヘアでよくある失敗

トップがぺたんこになる

ショートの縮毛矯正で特に多いのが、トップのボリュームがなくなってしまうことです。

くせをしっかり伸ばそうとすると、髪本来の丸みまでなくなり、頭の形が平面的に見えることがあります。

ショートヘアでは、くせを伸ばす場所と、自然なボリュームを残す場所を分けて考えることが重要です。

毛先がツンツンして不自然になる

縮毛矯正をした毛先が真っ直ぐになりすぎると、ショートヘア特有の柔らかさや丸みがなくなることがあります。

特に丸みのあるショートヘアやショートボブでは、毛先までピンと伸びていると不自然に見えやすくなってしまいます。

真っ直ぐにはしたいけど、ピンピンにはしたくないという希望がある場合は、施術前に必ず伝えましょう。

前髪がぺたんこになる

前髪は顔の印象を大きく左右する部分です。

前髪まで強く伸ばしすぎると、根元がつぶれてしまい、顔周りが不自然に見えることがあります。

前髪のくせが気になる場合でも、前髪全体を同じように伸ばす必要があるとは限りません。

必要な部分だけ縮毛矯正をするという考え方もあります。

襟足が浮く・はねる

ショートヘアでは襟足の生えぐせも重要です。

襟足に強い生えぐせがある場合、縮毛矯正をしても髪が浮いたり、外側にはねたりすることがあります。

逆に、襟足まで真っ直ぐにしすぎると、首に沿わず不自然に見える場合もあります。

そのため、襟足はくせを伸ばすだけではなく、最終的なカットラインと合わせて考える必要があります。

根元が伸びてくるとシルエットが崩れる

縮毛矯正をした部分と、新しく生えてきたくせのある部分には質感の差が出ます。

ショートヘアは髪が短いため、その変化がロングヘアより気になりやすいことがあります。

縮毛矯正が取れたと感じても、実際には施術した部分が元に戻ったのではなく、新しく生えてきた根元のくせが気になっているケースがあります。

そのため、毎回毛先まで縮毛矯正をするのではなく、根元の状態を見ながら施術することが大切です。

縮毛矯正でできるショートヘアの髪型

自然な丸みショート

縮毛矯正とショートヘアを組み合わせるなら、自然な丸みを残したショートヘアがおすすめです!

くせを抑えながら、トップや後頭部の丸みを残すことで、柔らかいシルエットを作れます。

縮毛矯正をした感じが強い髪型は嫌という方にも向いています。

ショートボブ

ショートボブは、縮毛矯正との相性を考えやすいスタイルの一つです。

髪の広がりやうねりを抑えることで、まとまりのあるラインを作りやすくなります。

40代・50代の方にも取り入れやすく、前髪の有無や顔周りの長さによって印象を調整できます。

ウルフカット

ショートヘアとは少し違いますが…

ウルフカットに縮毛矯正を組み合わせることもできます。

ただし、ウルフは動きや軽さを活かし、ショートヘアと同様、丸みを出すスタイルなので、髪全体を真っ直ぐにしすぎるとデザインの良さがなくなってしまう可能性があります。

また、丸みをつけながら縮毛矯正をかけることができますが、ノーセットでは丸みとくびれ感が物足りないため、ストレートアイロンで軽くセットすることが必要になってきます。

くせを抑えながら必要な動きは残したい場合は、縮毛矯正の範囲やかけ方を調整することができるので、お気軽にご相談ください♪

前髪あり・前髪なし

前髪ありのショートヘアは、顔周りの柔らかさを出しやすいスタイルです。

前髪なしの場合は、顔周りの長さや毛流れを活かすことで、大人っぽい印象にできます。

どちらの場合も、前髪や顔周りを真っ直ぐにしすぎないことと毛先に丸みを残すことが自然な仕上がりのポイントになります。

縮毛矯正なしのショートヘアと縮毛矯正ありのショートヘアはどう違う?

縮毛矯正なし縮毛矯正あり
くせ活かすこともできる抑えやすい
広がり髪質によって出やすい抑えやすい
スタイリングくせを活かす方法もあるスタイリングの時間を減らしやすい
丸み髪質によって作りやすい施術方法によって残す必要がある
向いている人くせを活かしたい人くせや広がりを抑えたい人

どちらが正解というわけではありません。

くせを個性として活かしたいのか、ストレートで扱いやすいショートヘアにしたいのかによって選択肢が変わってきます。

ショートヘアの縮毛矯正は何ヶ月おき?頻度・持ちの目安

縮毛矯正の頻度は、髪質やクセの強さによって変わってきます。

くせが強い方やボリュームが出やすい方は約3〜4ヶ月程度、くせが弱い・あまり気にならない方は4〜6ヶ月以内で根本の新しく伸びてきた部分のリタッチが必要です。

人によって適切な周期はそれぞれ違うため、ご来店いただき、施術させていただいた時に適切な周期をお伝えさせていただきます♪

ショートヘアの縮毛矯正は何時間?施術時間の目安

ショートヘアの縮毛矯正は、カットの有無や髪の量、くせの強さ、ダメージ状態などによって施術時間が変わります。

ENOREでは縮毛矯正のみで約2時間30分程度、カット込みで3時間30分程度で施術可能です!

ただ、くせの強さや毛量、カラーやブリーチの履歴などで前後する可能性があります。

縮毛矯正×ショートヘアで失敗しないオーダー方法

理想の髪型を写真で伝える

自然にしてください」だけでは、仕上がりのイメージが美容師と一致しないことがあります。

理想に近いショートヘアの写真を複数枚用意しておくと、長さや丸み、毛先の動きまで共有しやすくなります。

「自然な丸みを残したい」と伝える

ショートヘアの場合は、単純に「くせをしっかり伸ばしたい」と伝えるだけではなく、

トップはぺたんこにしたくない

毛先をピンピンにしたくない

自然な丸みを残したい

など、避けたい仕上がりも伝えてください♪

髪の履歴を正確に伝える

縮毛矯正だけでなく、カラー、ブリーチ、パーマ、黒染めなどの履歴も重要です。

特にブリーチや強いダメージがある髪は、一般的な縮毛矯正と同じように施術できない場合があります。

「いつ何をしたか分からない」という場合も、分かる範囲で正直に伝えることが大切です。

ダメージ毛でも縮毛矯正をかけることができるのか不安な方はぜひこちらも見てみてください!

普段のスタイリング方法を伝える

普段アイロンまたはコテを使うのか。

ワックスやバームを使うのか、乾かすだけで終わらせたいのか。

こうした情報によって、提案するショートヘアの形も変わります。

美容師に普段のスタイリング方法まで伝えることで、サロン帰りだけではなく、家でも再現しやすい髪型を作りやすくなります。

縮毛矯正後のショートヘアを綺麗に保つ方法

縮毛矯正後は、濡れた髪を長時間放置しないようにしてください。

お風呂上がりはタオルで水分を取り、なるべく早めに乾かしてください!

乾かすときは根元を中心に乾かし、毛先を必要以上にこすらないことも大切です。

また、毎日高温のアイロンを何度も当てると髪への負担につながるため、必要以上の熱を与えないようにしてください!

ブリーチなしの髪で160度まで、ブリーチありの髪で140度までで同じところに熱を置きすぎないようにしてください♪

ショートヘアは髪型の変化が分かりやすいので、毛先だけでなく根元や襟足の状態も定期的にチェックすることをおすすめします。

縮毛矯正をかけたあとのヘアケアについてはこちらの記事にまとめています!

施術Before&After

Before&Afterその1

20代 会社員

約半年ぶりの縮毛矯正のお客様♪

伸びてきたところのうねりが大きく、全体的に広がってしまい頭が大きく見えるのがお悩みでした。

中間から毛先はうねりがなく綺麗にくせが伸びていたので、新しく伸びてきた半年分のリタッチで縮毛矯正をかけていきました。

同時にカットもさせていただき、少しレイヤーを入れて乾かしただけで自然な丸みがでるようまとまるショートボブにさせていただきました!

Before&Afterその2

30代 会社員

こちらの方は約1年ぶりの縮毛矯正でした。

うねりはもちろんですが、表面に出てくる浮き毛もお悩みの一つで、パサついて見えるのが気になっていました。

今までかけてきた履歴のある毛先もうねりが戻っていたため、毛先まで施術させていただき、カットですっきりまとまる前上がりショートにさせていただきました!

Before&Afterその3

20代 会社員

こちらの方はかなり久しぶりの縮毛矯正のお客様でした。

全体的にうねりが大きく、ボリュームが出やすいくせなのもあって頭が大きく見えてしまうことがお悩みでした。

久しぶりの縮毛矯正なので毛先までしっかり施術させていただき、カットでより丸みを出して自然で収まりのいいショートヘアにさせていただきました!

お客様からのよくある質問

Q1. ショートヘアに縮毛矯正をかける場合、トップのボリュームだけ残すことはできますか?

A. 可能です。

トップまで強く伸ばしすぎるのではなく、必要なくせだけを抑えることで、自然なボリュームを残した仕上がりを目指せます。

たとえば表面の根本だけ通常1cm開けるところを2〜3cm開けたりすると、根本のボリュームを落としすぎず自然にくせを伸ばすことができます!

Q2. 丸みのあるショートヘアにしたいのですが、縮毛矯正をかけても丸みは作れますか?

A. できます。

ただ真っ直ぐにするのではなく、髪の長さやカット、薬剤選定、アイロン操作を合わせて考えることが大切です。自然な丸みを残したショートに仕上げることも可能です。

Q3. ショートヘアに縮毛矯正をかけるなら、カットと縮毛矯正は同じ日にした方がいいですか?

A. 同じ日に施術することも可能です。

むしろ、最終的なカットの形を考えながら縮毛矯正を行えるため、自然なシルエットを作りやすいため、ショートヘアにするのであれば同時施術がおすすめです!

Q4. 以前の縮毛矯正で毛先がピンピンになったのですが、自然なショートヘアに直せますか?

A. 髪の状態によりますが、カットや縮毛矯正のかけ方を工夫することで自然なシルエットに近づけられる場合があります。

ただし、一度ダメージした髪を完全に元の状態へ戻すことはできないため、現在の髪の状態を確認して施術方法を決める必要があります。

根本から毛先まで全て掛け直しできる場合もありますが、ダメージのことを考えると新しく伸びてきた根本だけをかけて、それ以外のまっすぐすぎる部分はカットで少しずつ取り除きながら時間をかけて理想の状態にしていくことを提案させていただく可能性があります。

Q5. ブリーチやカラーをしていても、ショートに縮毛矯正をかけられるか実際に見てもらえますか?

A. もちろん可能です。

カラーやブリーチの履歴、現在の髪の体力などを確認した上で、縮毛矯正が可能か判断します。

無理に縮毛矯正の施術をするのではなく、もし難しい場合はトリートメントなど別のメニューを髪の状態に合わせてご提案します。

まとめ

今回伝えたかったことはこちらになります!

・縮毛矯正をかけていてもショートヘアはできる

・ただ、しっかりかけすぎると平べったく不自然に見えてしまうため丸みを残したいと伝えることが必要

・カウンセリングでなりたい形をしっかり伝えることが大切

以上が今回伝えたかったことです!

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